王城の結末

「、、、頭がパンクする」

アリアは呟く

「情報がヤバいね」

それにフレンも追随する

「そういえば、、、結局この絵ってなんなんだ?」

カエデがそう言うと

「ん?アリアの母親」

ロンドがそう返した

「ああ。私の母親の絵か」

「「、、、」」

「はぁ?!!」

全員が驚愕した

「作者は俺だ。我ながらうまく描けたものだと思うよ」

ロンドは誇らしげにそう言う

「あ、」

そしてアリアは思い出した

{初恋の女に顔が似てたからかな}

「ロンドさんの初恋の人って私の母親?!」

「っ、、、そう言うのは触れないでくれよ」

ロンドは顔を赤くしてそう言う

「えぇ、、、気まずい」

「あ、安心しろ!もう娘もいるから!それに、、、こんな俺に惚れてくれてる女も居るからな」

アリアにロンドはそう返す

だが

「え?!ロンド娘いるの?!」

ジャンヌがそう驚愕の声を上げる

「え?あ、、、忘れてくれ。隠し子なんだよ」

「とんでもない秘密だろ」

「だよね?」

「これ出汁に何か聞けるかな?」

「いいね!」

「よし!」

5人がそう言っていると

「さーて!ベルフェかフェルト呼ぶか」

ロンドはそう言い始めた

「「やめて(ろ)?!」」

さすがにそれはマズいらしく5人は口をつぐんだ

「それじゃー、晩餐は楽しみにしてくれ」

そうしてロンドは去って行った

「「、、、」」

「これからどうする?」

アリアがそう声を上げると

「私は街に出る。考え事があってな」

カエデはそう言ってその場を去る

「私も街に行ってきます、、契約費稼がないと」

続いてカエデも去っていく

「私はやる事無いな」

「私も、、、アリアはどうするんですか?」

「私は夕飯まで寝るよ。正直に昨日の一件で疲れたから」

「「なら私達も」」

そしてアリア・フレン・ジャンヌは寝室に戻るのであった






「焦って娘が居ること言っちまった」

歩きながらロンドはそう先ほど口に出してしまった発言を悔いていた

(あれがバレると色々と面倒なんだよ、、、ただでさせアリエルにはバレてんだ。フェルト様は知ってるだろうが、、、あの人はまー、、、)

「というかあの人俺好きってなんだよ、、、モテたいときにモテれなくてどうでも良い時にモテるとは人生ままならないな」

ロンドは厄介そうにそう言うのであった

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