情報整理

「一回情報を纏めよっか」

アリアはそう言うと

「まずヤマト王家と悪魔教団の教祖が同じ名字。そしてエテルはヤマトの建国者である初代皇帝ハジメ・ツクヨミによって育てられた」

まずそう言った

「間違いないよ」

「そしてエテルの家名であるアマテラスはどうやらツクヨミと対をなす神様みたいだね、、、そこから考えるにツクヨミと何かしら関係があるかもしれない」

そして次にそう言うと

「アマテラスって言う家名は実際に存在してなお且つアリス、、、アリス・ツクヨミやベルフェと関わりがある」

ロンドがそうつけくわえて来た

「あの、、、私の遺伝子上の両親って生きてるんですか?」

そしてエテルがロンドにそう聞く

「、、、父親か母親のどちらかは生きてる。そしてその人の名字がアマテラスだ」

「生きてるんだ」

「、、、話を戻すね。元々エテルちゃんの育て親はハジメさんだった。でもある日ベルフェがその記憶をいじって自分が育て親だと思わせた、、、ベルフェの名字はツクヨミなの?」

アリアがそう言うと

「いえ、可能性は薄いかと。記憶が混ざってクソベルフェの家名がハジメの家名と混ざりました。ベルフェの家名は知りません。というか本名ですら、、、正直流しましたけどベリアル様の本名って相当な情報ですよ」

まずエテルがそう言い

「詳しくは言えないけど可能性は0だ。あいつの家名を私は知ってる、、、ただ、あいつが私達に干渉出来ないようにするためにそれを脅しで使って誰も言わないことが契約内容だから、、、ごめん」

「そっか、、、話すのは」

「バレたら終わる」

「だね、、、次にこれは推測だけどフレンちゃんとエテルちゃんは何か繋がりがあるように思える。ツクヨミ、アマテラス、スサノオ、、、全部語感が特殊過ぎるのに一致してる」

「ヤマト特有の家名だな、、、ヤマトの裏には悪魔教団が」

カエデは落ち込む

「フレンちゃんはエテルちゃんの家名について、エテルちゃんはフレンちゃんの家名について話されてる、、、どう考えても道を引かれてる」

「お母様も何か知ってるな」

フレンはそう呟く

「スモアさんも恐らく」

「以上をまとめると、、、エテルはヤマト王家、そして悪魔教団教祖に何かしら関係があり、、、なお且つエモクロア王家とも関わりがある。そしてベルフェそんな重要人物に手を出した、、、それなのに問題になってないのはそもそも問題じゃないのかごまかしたのか、、、ってことになるね」

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