これから
「難しいなー」
「だねー」
「ムズイ」
アリア・フレン・ジャンヌは馬車を動かす練習をしながらそう呟く
「乗馬と操馬はちょっと違うからな、、、でも一応動かせるからまぁ問題はないな」
しかしカエデはそう認める
「それよりカエデさん。このまま王宮に言って用事を終えたら次はどうするんですか?」
カエデがそう聞くと
「5択だな」
カエデはそう言った
「「5択?」」
「1つ目はバラン大教会。アリアの故郷に戻って心配してるだろうアリアの知り合いに顔を見せる」
「確かにみんな心配してるだろうなー」
アリアはみんなの顔を思い出してそう呟く
「2つ目はヤマトに向かう。なんかきな臭いみたいだから色々と調べたいんだ」
「なんでもセラフとの関係が悪いらしいですね」
フレンがそう呟く
「3つ目はフレデリカさんに会いにセラフ神聖国に向かう」
「え?!セラフに」
カエデが嫌そうに声を上げる
「そして4つ目、、、エクレアのいる旧ヘルメス領に向かう」
「「えぇ?!」」
全員が驚愕した
「5つ目はエレボスの返答を待つ。待ってるあいだは自己鍛錬、、、この5つだな」
「「なるほど」」
カエデの話を聞いて他の4人は頷く
「それでだ、、、セラフに行くのは論外。ろくでもないことになる。エクレアに会いに行くのも悪くないがそんな優先的な内容じゃない。エレボスの連絡待ちはどこでもできる。ってことでアリアの故郷にまず行って、次にヤマトに行く。その後にエクレアに会いに行く。反時計回りの旅路を提案する」
そしてカエデはそう提案した
「私はそれでいいよ!」
故郷に帰れるアリアは笑顔でそう言う
「私もいいよ」
「同じく」
「もちろんです」
他3人も同意した
「よし!それじゃー、そのルートで行こう、、、だけどまずはサフランだ。エテルとフレンの風のお陰で熱さに苦しむことは無いんだ。さっさと行くぞ!」
「「おー!!」」
こうして5人を乗せた馬車は王都へ向かうのであった
「、、、」
(4人にはああ言ったが、、、セラフにはいつか行かないと。月凰流を習得すると並行でアレを回収したい。あと、、、魔国でアレも欲しい、、、どう考えても子供がしていい情報じゃないんだよな)
カエデは考え込んでいた
「、、、」
(現状5人の戦力はベルゼと互角、、、とは言えないがもしかしてがあるレベルだ。凄まじいな今代の勇者は、、、トリは誰かな?)
ベルフェは影の中で5人の戦力に驚愕していた
「パディンはジャンヌを捕らえるの反抗しそうだし、、、万が一逃げられたら困るし、策を練るか」
そしてそう考えるのであった
{おい!ヤバいことがわかったぞ?}
{え?エレボス}
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます