勇者集結
「美味しい!!」
フレンはそう歓声をあげた
「でしょ!エテルちゃんのご飯とっても美味しいんだよ!」
それにアリアも満開の笑みを浮かべる
「真面目に家の料理人として雇いたい」
「ヤマトか、、、一回行ってみたいですね」
「ヤマトはご飯美味しいですからね」
5人は食事を取っていた
「というか」
(これ、エテルが勇者の覚醒待ちと仮定した場合勇者の仲間5人全員この場に揃ってるのか)
カエデがそう考えていると
「あ!えっと、エテルさん」
フレンが何かを思い出した様子で声を上げる
「私の国では随分と暴れてくれたようで?」
そして頭に青筋を出しながらそう言う
「私としても関係ない人まで巻き込んだのは悪いと思いますけど、元々エレボスを捕まえてた女王が悪いかと」
それにエテルはそう返した
「ははは!2度とエモクロアに入れると思わない方が良いですよ」
「ふふ。精霊の国に自ら行くことなんて無いですよ」
2人の間で凄まじい殺気のぶつかり合いがおこる
「、、、ところでアリアにエテルにジャンヌって同じ目の色だな」
そんな雰囲気の中カエデがふとそう言った
「「「え?」」」
3人はそれぞれ他2人の目を見る そして
「「ホントだ?!」」
そのことに気が付いた
「白い眼、、、確かセラフの上層部や勇者本人に関係する人間にしか発現しない特殊な眼だったよね」
アリアはヘルメス家でバロラントに教えられたことを口に出す
「え?!」
その言葉にジャンヌは驚愕する
「私、両親どっちもそれに当てはまら、、、、無い、、、ぁ!」
ジャンヌは気が付く
「、、、、、、そういうことか」
そして1つの真実に気が付いた
「何が?」
アリアがそう聞くと
「えっと、、、ごめん。言えない」
ジャンヌはもうしわけなさそうにそう返した
「さて、、、そろそろお互いの自己紹介と行かないとだな」
カエデがそう言うと
「私はアリア、、、サタナエル。エーテル王国出身だよ。よろしくね」
まずアリアが名乗った
(ロマノフ性はやめておこう)
「私はカエデ・サンモンジだ。名前の通りヤマト出身だ。これからよろしく」
「私はフレン・エンじゃなくてフレン・スサノオよ。カエデちゃんと違って私はエモクロア出身のエルフです」
続いてカエデとフレンが名乗る
「私はジャンヌ・フローレンス。狐と狼と人の混血種です。特技は走ることと戦うことです。こう見えて結構強いのでお力になれるかと」
そして最後にジャンヌがそう言うのであった
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