朝鳥の鳴き声
「っん?」
アリアは目を覚ます
「ん?カエデちゃん、、、」
カエデがアリアを強くホールドしていた
「、、、結構甘えんぼなところあるんだよね。かわいい」
アリアはいつも通りといった様子で
ピカッ
自身の体を光の粒子に変えて抜け出した
「今は森の中だからいいけど、、、砂漠に入ったら熱そうだなー」
そう言いながらアリアは馬車から出るのであった
「ふぁー、良い天気、、、はぁ?!!」
しかしアリアの目にとんでもないもの見えた
「フレンちゃん?!」
フレンが縄でガチガチに縛られて木に吊るされていたのである
「何してんの?!」
そしてアリアは急いで縄を外すのであった
「フレイヤの奴マジでどんな教育してんだよ。父親の影響とは言えさすがに酷いぞ?」
影に隠れながらベルフェは呆れた様子でそう言う
「寝込みを襲われるのマジで怖いんだからな。酒に酔ったカタリナや精神病んだアリス様にやられたことあるが、、、アレは生命の恐怖を感じる」
そして自分のトラウマを思い出し震えるのであった
「にしてもあの子達を見てると、、、いや、子供なんて邪魔なだけだな」
「なんで縛られてたの?」
「私じゃないぞ?」
「私も違う」
「セラフは悪く無いけど今回は違う」
「「、、、」」
「あー、スモアさんかな?」
「事前に魔法かけてたのか」
「あー、」
フレンが縛られていたのはスモアのせいになった
「ところで一つ聞きたいことがあるんだけどカエデちゃん」
そしてアリアは軽い笑みを浮かべたカエデに話しかける
「、、、何?」
そしてカエデも軽い笑みを浮かべる
「カエデちゃんって
ボトン
「は?」
突如3人の間に男が落とされた
「拷問ってできる?」
そしてアリア恐ろしい笑みを浮かべてそう言った
「っ!!」
男は即座に逃げようとするが
ドカン!
「がぁ!」
「逃すとでも?」
フレンの踵落としによって地面に叩きつけれらた
「私達がフレンちゃんの縄を外している時から見てたけど、、、その雰囲気からして真っ当な人間じゃ無いね。盗賊かな?」
アリアは絶対零度の目で大人を見下ろす
「アリアなんか殺気立ってるけどなんか盗賊に恨みでも?」
カエデがそう聞くと
「孤児院にたまに来て子供達が怖くて泣いてたから、、、嫌いなんだよね」
アリアはそう返した
「さて、、、お前の仲間はどこにいる?」
そしてカエデはそう言うと
パチン
「ぎゃー!!」
なんの躊躇もなく男の親指をへし折った
「ひとまず指の関節20本と爪20本、、、まだまだ拷問する場所には困らなそうだ」
「その後は歯を破壊すれば」
こうして拷問が始まった
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