旅の晩の飯
「ファイヤショット」
ボッ
「よし、火の用意完了」
カエデの魔法によって3人は火を起こせた
「ということでフレンは私と一緒に料理。アリアは火の番とモンスターからの襲撃に警戒してくれ」
「「はーい!」」
そして夕飯を作り始めるのであった
「う~ん」
番をしながらアリアは考える
(フレンちゃんをしばき倒すってカエデちゃん言ってたけど、、、流石に無理難題な気がする)
カエデと一度闘ったアリアは分かる エテルを倒すということはフレイヤを地に伏せさせる以上に難しいということを
「あの再生力と火力、そして速度、、、攻撃、防御、速さ、すべてに隙が無い。そしてカエデちゃんを上回る剣術、、、無理すぎる」
(時間停止で再生力を止めれればいいんだけど、、、魔力差で強引に、、、)
「あっ!フレンちゃんとの合体なら魔力量の問題も解決できる!」
そんな名案を口に出したと同時に
「ん?どうしたの?」
「私との合体?」
2人が料理を手にアリアの元に来た
「エテルちゃんを倒す方法を考えてたの、、、それよりもそれ何?良い匂いだけど」
アリアがそう聞くと
「これはヤマトの郷土料理でカレーっていう料理だ」
カエデがそう言ってアリアの前に置いた
「、、、これ、見た目ウン
ドカン!!!
「ぎゃー!」
アリアの口から禁忌の言葉が出る前にカエデの顔面にカエデの蹴りが突き刺さった
「それじゃー、いただきます」
「い、いただきます」
そして夕飯が始まるのであった
「顔面が、、、嫁入り前の女の子の顔が」
アリアはそう言うが
「ヤマトでそれ言った人間は斬られるからそれで済んでよかったな」
カエデはそう返した
「修羅の国ヤマト、、、その異名は間違いないようだね」
「一般兵の練度が違うからね。エモクロアの一般兵20人とヤマトの侍1人で互角だろうから、、、ぶっちゃけフレイヤさんだけ居なければ普通に滅ぼせる」
「えぇ、、、」
「にしても本場の人間が作るカレーだからお母様が作ってくれたカレーとなんだかんだ違うのかと思ったけど同じだったなー」
ふとフレンがそう呟く
「え?フレイヤさんも同じ味を、、、あ」
その理由にカエデは心当たりがあった
「心当たりあるの?」
フレンがそう聞くと
「、、、秘密」
カエデはそう返すのであった
(あの話的にカレーって本当はあの人が最初に作っただろうから、、、セラフ発祥か)
そして内心そう考えるのであった
「はー、、、私みたいな幼気な少女がなんでこんな世界の秘密を知ってるんだろ?」
そして思わずそう呟くのであった
「「え?どこが幼気なの?」」
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