物語は重なる
「2500万?!」
カエデは唖然とした
「エクレアが作ったエクレア商会の準幹部は平気で下位の魔教司教に匹敵するよ」
「、、、あいつ、何目指してるんだ?」
カエデは困惑を隠せない
「僕なんてまだまだですよ!クリミア様やドルフェル様には遠く及びません」
レンジュはそう謙遜するが
「あの2人はもう違うでしょ、、、最高幹部のあの2人はもう、、、うん」
スモアはそう言って遠い眼をした
「えっと?今回もメーロンとかの運送で?」
フレンが横からそう聞くと
「はい!ただ今回はクリミア様からの頼まれ事もあって」
「頼まれ事?」
「神樹の葉と樹液を売っていただきたくてその交渉を」
「、、、とんでもない案件ね」
「レンジュさんにはいつもお世話になってるしお見上げ一杯くれたからお母様への進言はしますよ」
エモクロアの2人レンジュの要件にそう返すのであった
「なんかいきなり変な話が生えてきたな」
「だね」
あまりにもいきなりの話に2人は困惑しているがこの内容、のちに自身達どころか世界中を大混乱に追い込む大惨事の引き金を引こうとしているという内容であった
「エクレアの部下ってどんだけヤバいのよ、、、というか神樹の葉と樹液なんて何に使うんだ?」
「おとぎ話だとだいたい薬の材料になるけど」
2人がそう呟くと
「AS薬を作るのに必要なんですよ」
レンジュはそう言った
「「AS薬?」」
2人は知らぬ名に首を傾げるが
「え?もうできたの?」
スモアはそれが何かを分かっており驚いている
「はい、ですからスモアさんにエクレア様がご連絡したのかと」
「なーほどね。てっきり挨拶だけかと思ったら、、、良い後輩を持ったわね私も、、、さてどっちにしろまずはこの結界を破壊しないとね」
「うん!」
「はい!」
「よし!アリアの時間支配でどうにか歪ませてそこを私の斬撃で壊してその後3人で一気に」
「「了解」」
そうして5人は構えた
「はぁ!タイム・ザ・リッパー!」
ドカン!
アリアの斬撃が扉に当たれば
ピキピキ
魔力障壁にゆがみができ音が鳴る
「絶斬」
バキン!
そしてカエデの絶対切断によりそれははっきりと現れた
「今!」
「厄災拳!」
「フレイムスラッシュ!」
「デビルインパクト!」
ドカン!!!
そして3人の一撃により
「、、、ノックは3回だから礼儀的に問題ないわよね?フレイヤ」
扉は開いた
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