エレボスの秘密大公開
「は?エレボスの実の姉?!」
カエデは驚く
「エレボス様?!」
フレンもエレボスという名前に驚く
「あー、カエデちゃんの知り合いのエレボスさんか、、、めっちゃ出てくるな」
アリアはエレボスの名前を多く聞くことに流石に呆れが出てきた
(どんだけやらかしてるのよ)
「え?ってことはフレデリカさんの娘!?」
カエデがそう呟くと
「違うよ、、、フレデリカさんはエレボスの実の親じゃない」
スモアはとんでもないことを口にする
「え?どうゆうことだ?」
「元々エリンとエレボスはエーテル王国のとある貴族の子でね、、、ベルムート家って言えばわかる?」
「「「っ!」」」
ベルムート家という単語に3人は絶句する
「ちょっと待て?!ベルムート家って?!」
「悪魔信仰してたっていうあの?!」
「え、、、まずくない。生き残りが居るってなったらセラフの追手が」
3人は顔色を青くしてそう言う
「はは、、、それでね、フレデリカさんはベルムート家にスパイとして潜入してメイド長をしていたのよ。そしてエレボスの教育係でもあった。それで情が沸いたのか知らないけど自身の息子だって言ったのよ。ただ、、、ちょっと愛が重くてね。それにエレボスが反発して今絶賛逃亡中ってわけ」
「な、なるほど、、、というか、恐らく親しい仲だった人を殺されてスモアさん気にしてないんですか?」
アリアがそう聞くと
「私は色欲の大罪司教の娘だよ?薄々気が付いてたよ、、、その上で見捨ててるから」
「「、、、」」
「まー、エレボスの捕縛はセラフとしても最優先だろうね。既に国一つ救った英雄だからね。それに今回の一件もエレボスは悪魔教団と戦ったとかそんな感じで落とすらしいから、、、早く手綱を握らないとあの子何しでかすか。サフラン王国に逃げるなんて、、、本当に厄介なことよ」
スモアは心底めんどくさそうにそう言った
「あ!そういえばベルムート家ってヤマト皇帝の2代目夫妻が始祖の家だからえっと、今の皇帝はアヤメちゃんだっけ、アヤメちゃんとエレボスって実は親戚なんだよ」
「「え?」」
「、、、は?」
「エレボスの固有魔法である回復・解呪の魔法、ベルフェゴーラってエレボスに恩恵を与えていた悪魔の主軸の権能を反映か強化したものなのよ。そしてフタバの固有魔法は才能爆発。自身の才能を爆発させるって言うのが主な効果なんだけど副次効果で自身に掛けられた加護や呪いとかも爆発させて自身の力にするって言う力なのよ。血を感じるでしょ?」
スモアはあっさりとエレボスの秘密を話していく
「あ!そうそう!アヤメちゃん固有魔法は鬼姫って言ってるけどあれ実は龍姫なんだよね。角が生えたり炎を扱ったりと似ているから勘違いしてるけど。フタバちゃんの旦那ってバハムートさんだから、、、ちなみにベルムート家が叙勲された理由て龍殺しなんだけど龍殺ししたのがフタバで殺されたのがバハムートって言うとんでもなく闇の深い家なんだよね」
「「「、、、」」」
(((絶対話したらマズいだろ!)))
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