フレンVSフレンパーティー 6
「アリア!戻れ!」
「っ!」
カエデの声にアリアは即座に時を止め
シュ
「策が思い付いたの?」
「ああ。詳しく話す時間はないから言うが全力で攻めろ!」
カエデはそう作戦と言えるかすら怪しい指示を出すが
「了解!」
アリアはそれにいっさいに疑念を持たずに従う
「私も本気で行かないとね!」
フレンも気合いを入れる
「はは、、、流石にちょっとイラつくし潰すか」
スモアは殺意十分にようだ
「よし!全員行くよ!」
こうして4人はフレイヤに再び襲い掛かるのであった
「決めに来たな」
フレイヤは4人の目を見てそう判断する
「さて、、、こっちも本気で行くか」
フレイヤは構え
「異海解放」
大罪司教ですら顔を真っ青にする本気を出す
ザバン
フレイヤの足元から魔力の大海が発生する
「六陣海天」
そして四方八方から6属性それぞれの魔法砲が放たれた
「「はぁ!」」
それを全員が軽々躱す
「全員この水に触れちゃダメだよ!」
(あんな簡単に躱せる技じゃ無い、、、時間停止でどうにかしてるわね)
フレイヤは即座にそう考え
「大海死波」
戦場全体にとある術式を張った それは
「っ!魔法が上手く使えない!」
魔法をまともに使えなくなる術式であった
「俺の前で魔法を扱えるとでも?」
フレイヤは静かにそう呟く
そして時間停止を失ったアリア達は魔法砲によって
「鏡!」
「、、、そう言えば忘れてた。スモアが居たこと」
スモアの張った結界によって魔法砲が反射された
(流石にスモアクラスの固有魔法は阻害の影響があってもそれぐらいできるか、、俺の固有魔法も大概だがそっちの固有魔法である反転もやっぱりチートだな)
「はぁ!!」
「おっと!」
ガキン
そうこうしている内にフレンがフレイヤに襲い掛かって来た
「お母様!今日こそ背を地面に叩きつけて上げますよ!」
「ふふ、フレン。いつも通り背を地面に叩きつけてあげるわ」
ガキン ガキン ガキン
親子の激しい攻撃の応戦が始まる
しかし
「っ!」
フレンはどんどん後手に回っていく
(俺じゃお母様には勝てない、、、)
「でも!仲間がいる!」
ビュン ビュン
「ツクヨミ流・潮流れ!」
「サタナエル・メリー!」
ガキン!
スモアとアリアの斬撃をフレイヤは防ぐ
「っ、、、」
その威力は高く200億の魔力を持ちそれで身体を強化しているフレイヤがほんの一瞬だが拮抗に持ち込まれるほどであった
「ゼロ・ストーム!」
その隙を突いてフレンが渾身の魔法を放つ!
ドカン!!
「がぁ!」
それはエレボスですら抜けなかったフレイヤの魔力装甲を抜きフレイヤに軽くないダメージを与えた
そしてそんなフレイヤに
「ツクヨミ流・月堕し!」
カエデの刀が振り下ろされた
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