フレンVSフレンパーティー 5
「アリアの切り札をあんな、、、あっさりと」
カエデは絶句していた
「あれを防げたのは大きいけど、、、同時にこっちの策も塞がれた」
フレンは顔を歪めてそういう
「魔力干渉を使うとかやり過ぎでしょ」
そしてスモアはもはや呆れていた
「さて、、、魔法戦は飽きたわね」
フレイヤはそう言うと
ビュン!
「っ!」
一瞬でアリアに切り掛かってきた
ガキン
それをアリアは受け止める
「やるわね」
「くっ!」
(いつの間にか杖が刀に!聞いてはいたけど近接戦ですら私達より上って本当だったのね)
「まだまだ行くわよ!」
ガキン ガキン ガキン
「はぁ!」
アリアとフレイヤの激しい打ち合いが始まった
「、、、」
(このガキ、俺の攻撃を防げてる)
アリアはフレイヤの攻撃を防げていた
(未来視無しで、、、フェルトも厄介なことを)
「はぁ!」
キン
「反撃までしてくるとは、、、本気で行くか」
フレイヤはアリアを脅威だと認め
「ツクヨミ流・潮流れ!」
ドカン!!
「がぁ!!」
アリアを大きく吹き飛ばした
「ツクヨミ流・月堕し」
宙に浮いたアリアをフレイヤは容赦無く地面に叩きつけようとする
シュ
「っ!」
それをアリアは空中を蹴って回避する
そして
「はぁ!!」
ボコ ガキン ガキン ボコ
「なっ!」
空中でフレイヤに拳撃と斬撃を浴びせたのだ フレイヤはそれを防ぐが軽くという訳には行かなかった
(時間支配と併用しているせいで360°どころの防御範囲じゃすまねぇ!)
アリアの攻撃は四方八方天地から拳撃と剣撃が飛んでくる
(下手に当たると時間支配で魔力装甲や魔力強化を抜かれかねない、、、これはやばいな)
フレイヤも子供の成長を見るなどという気楽な考えではもう戦えなかった
「アンリミテッド・ブレイドワークス」
フレイヤは再び剣を無数に生成しそれを全てアリアに使う
「はぁ!!」
それをアリアはどうにか防ぐ
「、、、」
(拳術と剣術の合成、、、比べればまだまだ幼稚だがそれでも十分強い。時間支配、、、アリスがこれを持っていれば、、、いや、だとしてもそしたらそれだな)
フレイヤはそう考えながらアリアに剣と魔法の嵐を撃ち込む
「っ!」
(私が耐えている間にカエデちゃんが何か策を考えてくれるはず)
対してアリアは相棒を信じてただひたすらに耐える
「本気で言ってるの?!」
フレンは驚愕していた
「ああ、、、これなら勝てる」
それにカエデは冷静にそう返した
「、、、確かにこの作戦なら。でも、チャンスは一度きりだよ」
「ええ、真正面から戦って勝つのはもう無理です」
そう言ってカエデは策を実行に移すのであった
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