フレンVSフレンパーティー 4

「百花繚乱剣舞咲」

そのフレイヤの声が聞こえた瞬間

「全員防御!!」

フレンは指示を出し

「全方位から来るぞ!」

カエデがそう言い

「これは私もただじゃすまないかも、、、」

スモアはこの先の未来を予感した

そして

「これを待ってた!」

アリアはその膨大な魔力の爆発を利用し

「アザトース!!」

全てを無に帰す最強の魔法が行使された

爆発は合計5個の漆黒の空間に吸い込まれその脅威を失った 剣すらもその空間に飲まれていく

「「うわぁ!」」

フレン達も吸い込まれるそうになるが

「あれ?」

すぐに収まった

「、、、私達の空間を止めたのか。にしても」

それはアリアの力のお陰であった

「何あれ、、、」

カエデとフレンは黒い空間の正体が全く分からず困惑する

「物体は早ければ早いほど引力を発生させるのよ。光とかの軽い物ならまだしも剣なんて重いものでそんな速度出せば引っ張られる、、、そしてあれはそれの完全版。光すらも吸い込むそんなものだよ、、、下手すれば世界そのものを破壊するそんな存在」

するとそんな空間で普通にこちらに歩いてきたスモアがそう説明した

「え?!」

(なんちゅう物を創り出してんだよ!!)

カエデは唖然とした





「フェルトさんとの特訓で得た私の新しい武器、、、これなら」

アリアはブラックホールをフレイヤの方にゆっくりとだが動かしていく

(操作間違ったら大惨事になるから気を付けないと)

「フレイヤさんは動いてない、、、どんな方法でかはわからないけど当たれば終わる」

アリアがそう考えていると

コツコツコツ

「っ!」

フレイヤは前に歩いて行った

(何考えて?!)

そうアリアが驚愕していると

「その年でこれを扱えるなんて、、、すごいわね」

フレイヤは純粋に感動していた

そして杖を振るった すると

「ぇ?」

ブラックホールが1つ消えた

(そ、、、そんなあっさりと、、、え?)

アリアはあまりにもあっさりと消されたことに驚愕した

「残りも全部」

そして残りの4つもすべて消された

「ど、、、どうなって」

アリアは分かっていなかった 

「簡単なことよ」

自分たちが誰と戦っているのか

「私の知り合いにこれ使って来る人が数人いるのよ」

アリア達が戦っているのは2000年以上生きているババァであるということに

「ここまで大規模なのはなかなか見なかったけどシンプルな自然法則なら結構簡単に解除できるわね」

「、、、じ、次元が違いすぎる」

「あ!あと未来視は封じさせてもらうわね」

「、、、は?」

あまりに突然の言葉にアリアは思考が停止するが

「っ!」

(未来視が出来ない!)

フレイヤの言葉が本当であると理解し絶句するのであった

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