戦いの前
「、、、記念すべき200回目の敗北は友達3人と一緒ってことね」
フレイヤはおどけた様子でそう言った
すると
「カエデを舐めない方が良いわよ」
「アリアちゃんを舐めない方が良いよ」
フレデリカとフェルトはソロぞれ自身が教えた2人の強さを信じているようだ
「、、、流石にちょっと真面目にやるか」
そう言うとフレイヤは杖を手に取り
「湖行くわよ」
そう言うのであった
「随分と広い場所だな」
「すっごい幻想的!」
フレイヤによって模擬戦の場所へ案内されたその場所は
「大きな湖の中心に陸があるなんて!」
大きな湖の中心に十分な広さを誇る陸がある地形だった
「昔にお母様とフレデリカさんが本気で戦ったら余波で木々が消し飛び地面が抉れその穴に地下水が噴出してできた湖にお母様が湖の中心に陸を作ったらしいよ」
フレンがそう横から説明をする
「、、、何してんだよ」
「怖ぁー」
カエデとアリアは2人の行動にあきれと恐怖を感じる
「ここでなら存分に戦える」
フレイヤはそう言うと再び杖を構えた
「3人ともお願い!」
フレンがそう言ってレイピアを構える
「ええ!」
スモアは剣を構える
「ああ!」
カエデは刀を構える
「うん!!」
そしてアリアはどこか力を感じる剣を構えた
「その剣、、、なるほどね」
それを見てフレイヤは目を細めた
「勝率はどうなると思う?王司教さん」
「、、、お前、聖騎士が王司教に話しかけるってどういう神経してんだ?」
フェルトがそう言うと
「異端の聖剣よ?異端なのよ私は」
フレデリカはそう返した
「なるほど、、、それでどうなるかだったな」
フェルトは少し考えこみ
「お前はベルゼと戦ったことがあったな。フレイヤはベルゼより強い」
そう答えた
「それはつまり?」
それは
「4人が勝つ」
アリア達が勝つという答えだった
「アリアの武術は3週間前とは文字通り次元が3つぐらい違う」
「なるほどね、、、カエデちゃんは次元が1/2違うぐらいだけだったから難しいと思っていたけどそれなら大丈夫そうね」
「元々カエデはとんでもない強さだったんだから半次元違うだけでやばいだろ、、、」
「間違いない、、、フレンちゃんとスモアちゃんってどれくらい強いの?」
フレデリカがそう聞くと
「フレンとスモアじゃフレンが勝つ。そしてフレンは相性が悪いとはいえカエデに勝てる」
フェルトはそう答えた
「そしてアリアちゃんはフレンちゃんに勝ったと。これは面白い勝負になりそうね」
「悲しいが同意だ」
こうしてフレイヤVS新世代4人の戦いが始まる
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