結果

「よし!これでひとまず教えれることは教え切った!」

フェルトがそう言うと

「や、やったー!!」

アリアはボロボロの体ながら前進で喜びを表現した

「想像以上にとんでもないことになったな、、、何度かカエデちゃんの動きを見たけど全然勝負になるし発想次第だったら一本取れなくはないと思う、、、多分」

「た、多分?!」

「カエデは化け物なんでね、、、まー、後は経験を積む必要があるから頑張りなさい」

「はい!それじゃー、私はフレンちゃん口説いてきます」

そういってアリアは外に出て行った

「、、、口説くってどっちの意味で?」

フェルトはその背を見ながら困惑するのであった





ガチャン

「フレンちゃん!!」

アリアが部屋に入ると

「交渉成立ね」

「ああ」

フレンとアリアが握手していた

「え?どういう状況?」

アリアが困惑していると

「ああ、アリアちゃん。ちょうど今カエデちゃんと一つ取引してね」

フレンがアリアに気が付きそう言って来た

「へー!どんな取引したの?」

「秘密」

「えー!」

カエデの答えにアリアはそう声を上げる

「それよりもどうしたの?」

2人の近くに居たスモアがそう聞くと

「、、、フレンちゃん!お願いがあるんだけど私の剣に精霊の力を付与してくれない?」

アリアはそう言った

「「っ!」」

3人は息を飲んだ

「、、、流石に難しいからただじゃ無理だ。俺に何を対価として払うんだ?」

ゾワッ

「っ!」

フレンは殺気を繰り出す

「、、、フレンちゃんは旅に出たいんだよね?」

「ああ」

「でも、お母さんに試練を出されていてそれを突破するまでは旅立つことを許されていない、、、そうだよね?」

「ああ」

「、、、私がフレイヤさんだったら3つの試練を出す。旅に出ても生きていける知識。旅の想定外に対応できる経験。旅での危機に打ち勝てる武力、、、この3週間で知識と経験があることは分かった。でも、、、武力はまだない、そうだよね?」

「、、、あるぞ」

「聖騎士隊長から襲われてもどうにかなる強さが?」

「味わってみな!」

ビュン!!

フレンはアリアに襲い掛かった







数日後

「ということでお母様!今日こそ最後の試練突破させてもらいます!!」

フレイヤの前にはアリア・カエデ・フレン・スモアが各々の武器を構えて立っていた


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