アリアの1日 1
朝
「んぁ?」
アリアが目覚めると
「はー!はー!」
発情したフレンが上にいた
「、、、」
時が止まった
「よいしょっと」
アリアはフレンを引き剥がすと
ドカン!
フレンの腹に一発、鉄拳を打ち込んだ
「よし!」
そして時は動き出す
「がぁ!!」
鉄拳を叩き込まれたフレンは肺から空気を吐き出し痙攣していた
「朝ごはんまでに着替えてね」
そう言いながらアリアは
パチン
指を鳴らす そうすれば
「よし着替え完了」
一瞬で着替えが終わる
(服を着るという運命を定めた後に時間を進めれば着替えれる)
なんともチートじみた技ではあるがそれがアリアである
「うん。美味しい」
「おいしいねー」
「それは良かった」
朝食、アリアとスモアはフレンの作った朝食を食べていた
「これなら旅に出ても大丈夫だろうねー」
「そうね」
「ふふ、ありがとう。そういえばアリア、最近特訓の調子はどうなの?」
フレンがそう聞くと
「自分でも怖いくらい順調だよ!」
アリアは笑顔でそう返した
「へー!」
それを聞いてフレンは獰猛な笑みを浮かべた
「フレンは最近何してるの?」
「私は旅に出るための準備よ!こっちも想像以上に順調でね、、、やっぱりお母様やスモアの言うとおりだったわ。目的は成長を促進させ、、、おっとこの先は秘密よ」
「えー」
「はは」
こんな感じで朝食は3人が歓談する場であった
「うわぉー!」
朝食を食べ終わったアリアはエテルの部屋があるユグドラシルの上層から外の木を駆け下りてフェルトに会いに行く
「アリア!おはよう!」
「あ!カエデちゃんおはよ!」
そしてここでアリアとカエデは朝毎日顔を合わせる
「、、、こないだから思ってたけどアリアなんか日をまたぐごとに格段に強くなってないか?」
アリアは少し引いた目でそう言う
「そうなんだよね、、、なんなんだろ?」
「怖いな」
「でも、まだまだカエデちゃんには勝てないよ」
「まだ1階だけの時間しかないだろ、、、それじゃ俺は急ぐから」
そう言うとカエデは居合の構えでそのまま爆速で下に降りて行った
「私も急がないと」
そしてアリアも速度を上げるのであった
「それじゃー、今日から光魔法の練習をしていくわよ」
「はい!」
地下の訓練場に辿り着いたアリアはさっそくフェルトからの特訓を始める
「現時点で武術はこれ以上は爆発的な成長は望めない、、、これ以上となるとサフラン王国の東にある国<九龍>に行ってみるしかないわ。だからここからは光魔法という最強の武器を磨いていくわ。目標は光魔法と時間停止の複合使用を出来るぐらいね!」
「はい!!」
こうして特訓が始まるのであった
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