スモアと3人
「まさか初日に手を出すとは思わなかったわね」
フレンを簀巻きにしたスモアはそう言う
「えっと、、、えぇ?」
アリアは困惑する
「ある魔法をフレンが使おうとしたら内部から爆発する魔法を掛けておいたのよ」
「、、、おかげで助かりましたけど」
「でしょ!」
「、、、フレンちゃんが外に出るための条件に出されたものって何なんですか?」
アリアがそう聞くと
「流石に教えられないね。でもフレンの日常を見てればわかると思うよ、、、といっても明日からフェルトに特訓付けてもらうんだよね?まー、別にそれでもわかると思うけど」
スモアはそう答えた
「私、なんかやばい感情の矢印向けられすぎでは?」
「、、、はは」
「はー、明日から頑張らないと。それじゃー、ありがとうございました」
そしてアリアはフレンが寝るベッドに入る
「、、、中々に図太い」
スモアはそう言って外に出て行った
「さて」
(明日から頑張らないと!)
スパン!!
「、、、」
カエデはフレデリカの斬撃を躱していた 半分寝ながら
「よし。お休み」
そしてフレデリカは外に出て行った
ガチャ
「、、、え?」
そんなフレデリカの様子を見ていたスモアは唖然としていた
「あの年で寝ながら回避できるの?!」
「ええ。元々カグラ、、、私の親友にすでに仕込まれていたみたいでね」
スモアの言葉にフレデリカはそう答えた
「、、、今日一日カエデちゃんにどんな指導したんですか?」
そうスモアが聞くと
「ちょっと50回殺しただけよ」
フレデリカはそう答えた
「あ、50回程度なら平和か」
そしてスモアは拍子抜けした顔でそう返した
「ええ。初日だったしね」
「てっきり100回ぐらい殺してるかなと」
「そんな初日からやったら疲労が溜まっちゃうわ。一応、昔はまともな設備も無いのに一日20回ぐらい臨死体験していた時期もあったらしいからいけなくはないだろうけど」
「だとしてもですよー」
「ってな感じこっちはみんな元気だよー」
部屋に戻ったスモアはそう水晶に語り掛ける
{ほへー、、、全員頭おかしいって自覚ないのが怖いわね}
それに返答する声はエクレアのものであった
「そっちはヤマトだっけ?」
{ええ、アヤメ様にも謁見できたからあと数日で帰る予定。だから前に頼んでおいたことお願いね}
「ええ、、、にしても大丈夫なの?」
スモアが心配そうにそう言うと
{わかってるでしょ、、、あの悪魔のせいで私はもう逃げれないのよ}
エクレアは忌々しそうにそう言う
「まー、私としてはうまくいってくれれば助かるわ」
{ええ。お互い欲しいものを得ましょ}
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