魔国とは
「じゃー、少しお菓子でも食べて待ってて」
フェルトはアリアにケーキ、フェルトに煎餅、スモアには
「うわぁ、、、またお薬カルメ焼き~?」
カラフルなカルメ焼きを前に置いた
「味は悪くないから大丈夫だろ?」
「毒物渡すな」
「お前なら大丈夫だろ、、、それじゃー、アリアちゃんの動きを見てくる」
フェルトは爆発した部屋に向かう
「え?私の動きを見てくるってどうやって?」
それにアリアが首を傾げると
「スモア、ビデオ」
フェルとはそう言った
「ほい」
そしてスモアは水晶をフェルトへ投げた
「ありがと。これにアリアちゃんが戦っていた様子の映像が入ってるの」
「え?!そんなすごいものがあるんですか?!」
「ええ。一応エモクロアだと高級品。他の国だと超々高級品、、、アーデン魔国だと子供のおもちゃだね」
フェルトはそう返して部屋に入った
「そういえば悪魔教団って結局なんなんですか?」
ふとアリアがそう聞くと
「うーん。一言で言えば世界をより良くするという目的の下犠牲を出してでも世界を支配するっていう組織だね」
スモアがそう答えた
「ほへー。すっごい目的ですねー。昔聞いた話だと教祖のアリスが治めてるアーデン魔国は素晴らしい国だって、、、でもお母さんからだから信憑性は薄いのか」
「いや、あの国の完成度は本物だよ。識字率もこの国以上だし貧困も無い。本当に凄い国だよ」
アリアの言葉にフレンがそう言った
「あ、そうなんだ。というかその口ぶりだと行ったことあるの?」
そうアリアが聞いた瞬間
ビクッ!
フレンの身体が震えた
「え?どうしたの?」
「はは、フレイヤはフレンが悪魔教団に関わることを心底嫌がってるのよ。それなのにフレンは昔隠れてアーデン魔国に行こうとしたから四肢今朝飛ばした上に牢獄に1月叩き込んだのよ。それで」
「そうなんですか?なんで関わることをそんな」
アリアかスモアにそう聞くと
「魔国って上層部はまともはまともなんだけど、、、アリス様とカタリナはメンヘラだし、ベルフェはそもそも今の形態の世界征服には乗り気じゃ無いしで、、、嫉妬のレヴィはまともだけどその他がねー」
スモアは頭が痛いと言った様子でそう言った
「メンヘラ?」
「心に病や闇などの問題を抱えている人のことよ」
「いやそれは知ってますよ、、、その2人のこと知りませんけどなんで?」
「、、、秘密。ただアリス様はまだしもカタリナは本当に馬鹿だよ」
スモアはそう吐き捨てた
「、、、」
(なんかみんな大変なんだなー)
ドカン!
勢いよく扉が開いた
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