フレデリカVS勇者パーティー 3

「作戦会議は終わったかしら?」

フレデリカがそう聞くと

「「ばっちり!」」

カエデとエアルがフレデリカに襲い掛かる

「、、、」

(カエデの怪我が完治してる、、、タイミング的にアリアちゃんの仕業。その者は勇者達の傷を癒し王となるであろう、、、5人目らしい力ね)

「、、、」

ガキン ガキン

「流石に何度もやられたら仕組みを理解していなくても対抗できるわ」

突如自身の背後と足元に現れたエテルとカエデの剣をフレデリカは大剣と右足裏で止めた

バキバキ

「え?」

フレデリカの剣にヒビが入った

「エテルちゃん!」

そしてエテルはアリアにエテルと呼んだ

「入れ替わり!」

即座にフレデリカは気がついた

エテルとアリアが入れ替わっていることに

惰召使アスタロト紫流星アメジストステラ

アリアに化けていたエテルは全力の一撃をフレデリカに叩き込もうとする

キン キン 

「「っ!」」

アリアとカエデを力づくで弾きエテルの攻撃に構えるフレデリカは

「ホーリー・スラッシュ!」

神聖術式を大剣に付与して迎え打つ

そして

シュ

「ぇ?」

背後に現れたエテルの一閃はあっさりと躱された

「まずは1人」

そしてフレデリカの大剣がエテルを切り裂

ドカン!

「振り下ろしたな!」

「今なら!」

カエデとエテルがフレデリカの左右から襲いかかってきた

(2回の転移!)

(これなら!)

((行ける!!))

「霊解」

バリバリバリ!!

「「なっ!」」

フレデリカから放たれた爆雷が2人を焼いた

「がぁ」

「クソ」

魔力の少なかったエテルは瀕死、エテルも大ダメージを負った

「まさか本当に霊解を使わされるなんて、、、末恐ろしいわね」

フレデリカは3人を見てそう呟く

「神聖解放も見せてもらう!」

そんなフレデリカにエテルが襲いかかる後

「インドラ」

ドカン!

「がぁ!!」

神雷の一撃にカエデと同じ瀕死状態に追い込まれた

「ふ、二人とも?」

アリアは驚愕する

「降参する?アタッカーがいなくちゃ勝負にならないでしょ?」

そんなアリアにフレデリカはそう提案する

「そんなわけないでしょ!!」

しかしアリアはその提案を蹴り全力でフレデリカに襲いかかる

「、、、」

(空間転移していた時の殺気が無い。真正面から来る)

フレデリカは小細工無しのアリアの全力を受け止めようと大剣を構える

「はぁ!!」

そしてフレデリカは剣を振り下ろした

ビュン!

「っ!」

(急加速!)

フレデリカの振り下ろした剣をアリアは急加速で回避しそのままフレデリカの無防備な懐に入り込んだ

「はぁ!」

そして

ベタッ

アリアの右手がフレデリカの地肌に触れた

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