フレデリカVS勇者パーティー 1
フレデリカ達4人が精霊都市ハイドを出て数日が経った
「、、、暇ね」
「暇ですね」
「ですねー」
「同意します」
全員暇すぎて死にかけていた
「雑談は2日で死んで、モンスター狩りも1日も持たずに死んだ、、、暇すぎる」
雑談しようにもすでにアリア達少女3人組はすでに話しすぎて話す内容が無く、馬車を狙ってくるモンスターもフレデリカどころか3人全員瞬殺できてしまいもうやることが無くなってきたのだ
「一応特訓を付けたりはしてるけどそれだけじゃねぇー」
「頭の中で復習するにも限度があります」
「、、、よし!私対全員で戦いましょうか。私の気を向かせたら本気見せちゃうかもね」
そしてあまりにも暇になったフレデリカはそう言った
「おっ!いいですね!!」
それにまずエテルが嬉しそうに同意した
「フレデリカさんの本気は見たいな」
そしてカエデも同意する
「いやいや?!この辺りが消し飛ぶよ?!」
しかしアリアは冷静な思考を持ってそう言う
「大丈夫よ。この辺フッ飛ばしても問題無いし」
だがフレデリカは笑ってそう言った
「ということで全力で行きましょ!」
フレデリカは愛剣の大剣を構えてそう言う
「さーて!全力でぶっ潰す!」
エテルは闘争本能むき出しに双剣を抜く
「何太刀与えられるか、、、四肢の一つぐらい落とせるといいんだが」
カエデは目標を定めて刀を抜いた
「カエデちゃんが言うには最強の聖騎士、、、がんばろ!」
そしてアリアが剣を抜いたと同時に
「ドラゴンリンク!」
エテルが竜人形態になりフレデリカに襲い掛かった
(今の私ならベルフェゴール様の力を使わずに)
「ラスロ・ブレイク!」
ガキン!
「重いわね」
フレデリカは神聖術式を剣に付与してそれを受け止めた
「お返しよ!ホーリースラッシュ!」
そして反撃の一閃を繰り出した
シュ!
それをエテルは躱す
「あら?受け止めてくれないのね」
「躱せるなら躱したいので」
「なるほどね、それへ大
ガキン!
「、、、は?」
フレデリカは驚愕した
(文字通り一瞬でカエデが私の首を切り裂きに来た、、、私が認識できない速度で?!)
自分が認識できない速度でカエデが襲い掛かって来たからだ
「殺気でバレたか、、、エテル並みの零月を扱えないと不意打ちは無理だな」
攻撃を防がれたカエデは冷静に分析した
「エテル、好きに動いてくれ。それでできた隙を私とアリアで付く」
そしてそう指示を出した
「了解!ウィンドカーテン!」
エテルは風を巻き上げ目くらましをした
そして
「魔解!」
全力を出した
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