精霊と最強
「、、、どうやら一度立場をわからせる必要があるようね?」
フレデリカが剣の柄に手をかける
「こっちのセリフですよ!」
そしてエテルも双剣の柄に手をかける
どうもアリアです。わたしの眼前では今ド修羅場が展開されています 何故こんなことになったのか順を追って説明しましょう
アルベルを出て十数日後
「ここが精霊都市ハイド」
アリアは眼前の大きな門を見て目を見開きながらそう呟く
「ここまで堅牢だと落とすのにはかなり苦労しそうね」
「私の全力なら門を消し飛ばすぐらい余裕ですね、、、ただ、首都のユグドラシルはわかりませんね」
カエデとエテルは戦闘のことしか考えたいない
「なんでそんな物騒な発想になるのかしらね」
そんな二人にミクロは呆れるのであった
「私達は関門速攻で抜かれるからさっさと行くわよ」
そうしてアリア達は精霊都市ハイドへと足を踏み入れるのあった
「凄まじい精霊の気配を感じる」
エテルは顔色が悪い
「大丈夫?」
アリアが心配そうにそう聞くと
「マカロンから貰ったペンダントが軽減してくれてるから支障をきたすほどではないわ」
エテルはそう言うがやはり辛そうだ
(流石に少しキツイわね)
そうエテルが思ったその時だった
フワ
「え?」
突如エテルの身体の薄く発光した
「エテル何してるんだ?」
カエデがそう聞いてくるが
「わからない!」
エテルには何がなんなのかわからない
「これって、、、大丈夫よ」
しかしミクロにはわかる様でそう2人を落ち着かせる
「なんなんですかこれ?」
カエデがそう聞くと
「精霊加護よ。おそらく誰かがエテルちゃんが精霊の力に酔った時に相殺するために仕掛けていたのね」
ミクロはそう答えた
「うん。精霊の気配をエテルちゃんから感じるから間違いないね。凄い、、、3人の精霊の気配を感じる」
それにアリアがそう付け加えた
「え?!3人?!」
そしてそれにミクロは驚愕する
「、、、本当だ。え?なんで、、、」
「「?」」
その反応に3少女はもちろん他の聖騎士も困惑する
「ひとまず、、、元気になったなら良いわ。恐らくもう着いてることだろうし早くいきましょう」
それを気にすることなくミクロはそう言って前に進む
「もう着いてる?」
「私よ」
カエデの後ろから女性の声が聞こえる
その正体は
「カエデちゃん。少し見ない間にすさまじい成長をしたわね」
「フレデリカさんもお元気そうで何よりです」
エレボスの母親であるフレデリカであった
「後ろに居る2人がカエデちゃんの仲間ね。右の白髪の子がアリアちゃん。そして左の桃髪の子が、、、エテルちゃんね。よろしくね」
そしてフレデリカは2人にそう言うのであった
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