遠い日の過去 2

「ロンド!!待ちなさい!」

一人の少女が走ってとある獣を追っていた

「はは!待てって言われて待つ奴がいるかよ!!」

獣、、、ロンドは女性ものパンツを持って全速力で走っていた

「このエロガキが!!」

そんな感じで走っていると

「ロンド!こっちに投げなさい!」

上からそんな声が聞こえた

「おら!受け取れフェルト!」

ロンドは勢いよく下着をフェルト目掛けて投げた

「ナイス!ふふふ、こんな無地の白パンツじゃなくて黒のセクシーなパンツにしなさい」

受け取ったフェルトはそう言うと無地のパンツを燃やすと代わりにもはや下着としての機能があるのか怪しいレベルのパンツを少女に投げた

「誰がこんなもの履くかぁ!!」

少女はそう叫びながらパンツを弓の様に引き絞ると

「ツクヨミ流・下着狙撃」

ドカン!

「ごぁ!」

ロンドの頭を撃ち抜いた

「せ、先輩、、、パンツは履くものです。武器じゃ、、、ありません」

「人の物は取ってはいけません!」

「悪魔術者にそんなもの通じるかー」

「通じるかー」

そんな感じで3人は仲良く過ごしていた




「もう2年ね。僕達が知り合って」

ふと草原に座りながらフェルトはそう呟く

「そうですね」

それにロンドは同意する

「バティンの力は扱えるようになった?」

「はい!先輩がいろいろと教えてくれたので!」

「、、、バティンはアヤカのことが好きなのね」

ふとフェルトがそう言うと

「ふぁ?!え?いや!そ、、、そんなこと、、、あるかもです」

ロンドは照れながらそう言った

「そういえば先輩はどこに?」

ふとロンドがそう聞くと

「あいつはなんか面倒見ていた子供が旅立つらしくてそれの見送りに行ってるらしい」

「あのガキかよ、、、あいつも先輩に惚れてるからな。クソが」

ロンドがイラついた様子でそう言う

「2人ともアヤカが強い人が好きなんて言うから頑張っちゃって」

「先輩クソ強いからなー。火力とか俺が勝ってるのに頭のキレでそれを全部ひっくり返してくるからな」

「それに精神力も凄まじいし」

「「すごいよな(ね)ー」」

そうして2人はその後を草原で寝そべっているのであった

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