あまりにも突然な唐突な出会い
「はっ!」
キン
「右手に集中しすぎだ!」
「うん!」
エテルはカエデによって二刀流の修練を付けられていた
「カエデちゃんなんで二刀流を教えれるのよ」
「ヤマトの鍛冶師だからだが?」
「鍛冶師が理由になるの?」
カエデの答えにエテルは困惑するのであった
「なってるだろ?」
「確かに、、、まぁ、私は強くなれるからいっか」
「そうだ」
こうして2人は修練を進めるのであった
「孤児院の町に似てるけどここの方が自然が豊かだなー」
2人と別れたアリアは町を歩いていた
(アルベルから一番近い町らしいけど一気にのどかになったなー、、、いや、あっちも変わらないか)
そう考えていると
「あ!酒場だー」
大人のたまり場を見つけた
「この国のことも分かるかもだし行ってみよ」
そしてアリアは酒場に入ることにした
ガラガラ
アリアは酒場に入った
「おい小娘。ここは大人の居場所。酒場だぞ」
開口一番マスターからそう言われる
だが
「おい待て、、、本当にただのガキか?」
「異端の息子みたいなバケモンじゃねぇよな?」
なんか昔にあったみたいで値踏みする客の目がアリアに向かう
「えぇ、、、」
(勇者関連を話すわけにはいかないし、、、う~ん)
どうしたものかと考えていると
「ん?君もしかしてさっき聖騎士さん達が護衛していた子供の1人じゃない?」
一人の獣人がそう言った
「「何?!」」
そして店内の空気が変わった
「マジでこの店最近ヤバい奴しか来ないな!」
マスターはそう吐き捨てるように言う
「はは。数年したら聖所になるかもな、、、それで?なんの用だアリアちゃん?」
「えっと、この国のこと知りたいなーって」
アリアがそう言うと獣人の男は
「よし!おじさんが教えてやろう!ついでに甘いジュースとスイーツもおごってやる」
そう言ってアリアを
ヒョイ
「わぁ!」
軽々と持ち上げるとカウンターの椅子に乗せた
「ロンドさん随分と優しいな!」
客の一人そう言うと
「、、、初恋の女に顔が似てたからかな」
ロンドはそう言った
「「、、、え?ロリコン」」
「殺すぞ?」
「「ひぃ!!!」」
「えっと、、、その」
「気にするな。そもそも年があと5歳足りない。先輩は18歳だったからな。」
「な、なるほど」
(なんでおじさんの恋バナ聞かされてるんだ?)
アリアは混乱した
「ま、こんな話は置いておいて、、、この国の話をするか」
「お願いします」
そして30分ほど2人は話すのであった
(あれ?そういえばなんでロンドさん私の名前知ってるんだろ?)
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