旅団出発

「えっと、、、ひとまずエテルさんの冒険者ランクですがSです」

ざわざわ

ギルド職員がそう言った瞬間ギルド中がざわめいた

「Sランクって、、、」

「世界でも数十人しか居ないランクよ」

「どうやら教皇様直属部隊の1部隊総出で護衛しているらしい」

「そんな部隊長を神聖解放無しなら勝てたって」

4人の他種族パーティーは恐ろしいと言った様子でそう言う

「Sランクってどれくらいヤバいんだ?」

ふとカエデがそう呟くと

「魔解無しの公爵司教と同格だね」

アリアがそう返した

「、、、その上魔解があるとなると文字通り公爵司教までなら1人で倒せそうだな」

「とんでもないなー」

「王司教様までならどうにかできはしますよ。現に1人傀儡にしましたから」

2人のエテルがそう言う

「「、、、やば」」

2人は絶句するのであった

「SランクとA+とB+、、、平均A+のパーティーか。いや、、、私とアリアはあれで覚醒してるから、、、私はS、アリアはA+ぐらいありそうだから、、、化け物みたいなパーティーだな」

カエデはそう呟くのであった

(というかエテル、、、初めてとは思えないほど双剣の扱い上手かったな。双剣自体というよりかは戦法っていうのが主だが裏を返せばここから先さらに強くなる、、、)

そしてさらなる可能性を見たカエデはそう考えるのであった

「ご、護衛する必要あるのかしら」

ミクロはそう呟くのであった 






「さて!これからだけどユグドラシルへ向けて途中精霊都市ハイドを経由してむかうわ」

アルベルの街の外でミクロはそう言った

「その間の経費はこっちが持つから安心しなさい」

「おー!!」

お金の心配が無いことにアリアは目を輝かせる

「「、、、」」

(正直なところ普通どころか多少の無駄は許容できるぐらいはお金あるんだよな。エテルが花売りで金稼ごうとしていた時にそう言ってもよかったか?)

(最近ヤってないな~)

そしてカエデとエテルはそんなことを考えていた

「さっ!馬車に乗りなさい」

そんな3人にミクロはそう言うのであった

「「はい」」

そして3人は旅団旅を始めるのであった




豆知識

S・S(A+に近いS-)・A+(S-に近いA+)のエテル・カエデ・アリアのパーティですが普通に小国ならイレギュラーが無ければ亡ぼせます。そもそも魔解エテル自体が勇者パーティーがどうにか倒すレベルの化け物です。この後さらに3人加わる勇者パーティは冗談抜きに大罪司教倒せそうですね

(というかエテルは単独でベルゼやサタならワンチャン成長すれば、、、)

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