エテルのランク判定試験 3
「さて」
(魔力量でこの差となると完全に火力負けするから真正面からの戦闘は論外)
「だったら近接の搦め手で!」
ビュン!
エテルは風を纏いミクロに襲い掛かる
「ホーリー・カノンレイン」
ミクロは光の砲を数発撃って来た
ビュン ビュン
それはエテルは回避していく
だが
(動きを誘導されてる)
ミクロの攻撃はエテルの動きを誘導していっている
(いつもなら被弾した後にアスタロト様のお力で回復してっていうことが出来たけど今回は出来ない、、、アスタロト様頼りの戦闘をし過ぎた弊害ね。反省しないと)
エテルはそう考えながら
ドカン!
「っ!?」
あっさりと被弾して強引にミクロの誘導から抜けた
「エクレア・ド・スイート!」
ズバン
そしてエテルは吹雪を纏った双剣でエテルを切り裂いた
「ぐぅ!」
神霊開放前のダメージも残っているミクロには大きな一撃だが
「ごほっ!」
攻撃に被弾したエテルは口から大量の血を流すレベルのダメージを負っていた
お互いのダメージは五分であった
そして
「こんな戦い方してるんだ、、、慣れてる」
今までその後の回復があったとはいえこんな戦い方をしていたエテルはすぐに剣を構え
「だてに長年働いてないのよ」
長年の戦いの経験からミクロも立ち上がった
「色落!」
先に動いたのはエテルであった 双剣に闇を纏わせた
「っ?!あれは!!」
それにミクロは見聞があるようで焦る
「神の光よ。我が身を守りたまえ。ホーリーベール」
そして神聖術式を自身に付与した
「はぁ!!」
キン キン キン
「ぐぅ!」
「あぁ!」
剣の腕前はミクロの方が高いがエテルのあまりにも特異な剣技よってお互いに斬り合う形となった
そして
「っ!」
(付与術式を少しだけど貫通してきてる、、、魂を直接攻撃してくるなんてやばすぎるでしょ)
ミクロは徐々に追い込まれていた
「まー、、、私の勝ちね」
わけではない
キン キン キン
「っ!!」
(この女攻撃をほとんど攻撃してきて無い、、、私が出血で倒れるのを待ってる)
ミクロはひたすら防御に力を尽くした
「しかも」
ガキン!
(たまにガチの攻撃してくるせいで全力で攻めれない!!)
エテルは完全に術中に嵌った
「はー、はっー、、、くっ!」
どんどんエテルの動きは死んでいく
そして遂に
「はっ!」
ガキン!!
「っ!」
エテルの手から双剣が弾かれた
グサッ
「ごふっ!」
そしてミクロのレイピアがエテルの心臓を貫いた
「これで躱せない!」
しかしそれはエテルの作戦通り
(ここから全力の魔法で!!)
ドカン!!!
超火力の魔法がミクロに直撃した
「ごぁ!」
その余波でエテルは吹き飛ぶ
(これは死んだなー、、、でも先に事切れるのはそっちだ)
そう思いミクロの死体を見ようとすると
「ぇ?」
ミクロは全身血だらけだが立ったいたし意識も普通にあった
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