エテルのランク判定試験 2
「はっ!」
キン キン キン
「一撃一撃が重い、、、双剣でこの火力ってとんでもないわね」
ミクロはエテルの攻撃をいなしながらそう言葉を吐く
「それを軽々防ぐ貴方も中々にやばいですけどね」
(このまま攻撃していけばどこかで相手は限界を迎える、、、だけどそれまで付き合う間抜けはいない)
エテルはそう考えると
「一気に潰す」
シュ
姿を消した
「零月・朧、、、防がれた技を再び使ったからほど間抜けではないでしょうし」
ミクロはそう考え
(気配を探る。朧はまだしも零月は完全に扱うのは不可能。魔力をコントロールして魔力量を0にすると同義、、、だったら気配を探れば)
エテルの微かな気配を探る
(下からの朧の気配しかない?!)
そして幻想の気配しか感じ取れないことに驚愕と焦りが浮かぶ
(上か?それとも左右?まさか後ろに、、、っ!違う!)
ミクロは最速で下の幻想の気配にレイピアを振るった
ガキン!!!
「っ!気が付きましたか」
(幻想と一緒に突っ込めば裏を掛けると思ったけどどこまで甘くなかったか、、、だけど)
「ここまで体制が悪くちゃ防げないですよね?!」
ガキンッ!
「っ!」
ミクロの剣が腕ごと弾かれ大きな隙が生まれる
「はっ!」
そしてエテルはフェアリーテールに風を纏わせてミクロに投げつけた
「くっ!」
それをミクロは躱すが腹を掠め軽くないダメージを与えた
「2撃目!」
続いて
ガキン
「受け止めましたか」
しかしミクロはそれを蹴りで止めた
ドカン!
「がぁ!!」
だが次の瞬間ミクロの背を強烈な衝撃が襲い体勢を大きく崩された
「落月!!」
そこをエテルは
ドカン!!
「ガァァァ!!」
そしてそれはミクロに大ダメージを与えた
「双剣、、、何も双剣で斬り合う必要は無いからね」
そう呟くと同時に風魔法でフェアリーテールを器用に手元に戻した
「さて」
先ほどの一撃で大きく転がったいったミクロを見ると
「ぐぅ、、、」
全身から血を流しながらも立ち上がっていた
「どうやら素の実力は私の方が上みたいですね」
エテルがそう言うと
「ええ。認めざるおえないほどボコボコにされちゃったからね、、、だから使わせてもらうわよ。神聖解放」
そうミクロは言い次の瞬間
「魔力量2300万、、、伯爵司教クラスの魔力量か」
(神聖解放、、、初めて見たが凄まじいな)
始めて見た神聖解放をエテルは興味深そうに見るのであった
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