そういえば
「ということでここから南西に進んで行ってユグドラシルへ向かう。恐らくだが様々な妨害があると思われる。魔教司教なら殺せ。エモクロア関係者なら消せ。いいな!」
ミクロがそう言うと
「「はっ!!」」
周りに居た聖騎士数人と普通の騎士十数人がそう返答した
「うわぁ、、、すごい護衛」
それをみてアリアは目を輝かせていた
「護衛と書いて監視と読まなければ私も目を輝かせたかったわね」
「護衛と書いて釣り人と読み、護衛対象と書いて餌と読むんでしょうね」
そしてカエデとエテルは冷えた目を向けていた
「、、、ふと思ったんだけどカエデちゃんやエテルちゃんにわざわざ会いに来るのエレボスさんは?」
ふとアリアが気になった様子でそう2人に問う
「私の方には来ないでしょうね。でもエテルの方には何かしらアクションを起こしてくるはず。離れ離れになった仲間なら最低でも1回話を付けるぐらいの仁義はエレボスは通すわ」
「間違いないですね。あの人は間違いなくそう言う点はしっかりしている」
それに2人はそう返した
「2人がそこまで言うなんて私の目的には元々関係なかったけれども、、、会ってみたいなー」
それを聞いてアリアはそう考えるのであった
「あ!そうだ、ミクロさん!申し訳ないのですが出る前に1つだけお願いがあるんですけど!」
そしてミクロに声を掛ける
「はい?なんでしょうか?」
「エテルちゃんのギルドカード作るの手伝ってもらえませんか?」
「え?」
その言葉にエテルは驚く
「私達と居ないときに困るでしょ?」
「だからって、私はもごもご
「はーい、静かに」
カエデがエテルの口を塞いだ
「アリア分かってるのか?」
そしてカエデはアリアに鋭い視線を飛ばした
(エテルは完全な悪魔信者。そんなのに自らギルドカードを創らせようとするなんて共倒れの危険性が高すぎる、、、自殺志願者のすることだ)
アリアは危険極まりないエテルに自ら頼んでギルドカードを発行させるように頼んだのだ
「私は自分の見た物を信じる。エテルちゃんとマカロンちゃんのあの会話を見てたら大丈夫だって思えたから」
そしてアリアはそう返すのであった
「、、、なら良い。ミクロさん、私からもお願いします」
「、、、ええ。構わないわよ。どうせ出発は明日になるだろうしね。私が居ればすぐに試験を受けれるはずよ」
ミクロは少し考えたがそう返し
「全員準備しておいて。明日の朝に出発する」
そう指示を騎士たちに出すのであった
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