時解
「、、、時よ戻れ」
アリアがそう言うと
「あ、」
カエデの体が全快した
「お母さんを止める」
そしてアリアはそう口にした
「っ!」
(さっきの折れた心の時の目じゃない。覚悟と決意がみなぎった目だ)
アリアの目を見てカエデはそう感じた
「でも私だけじゃ止めれないから、、、カエデちゃん、、私を助けて」
「、、、ああ!」
アリアの言葉にカエデも目に火を灯す
(今なんでも斬れそうだ!)
「お姉さん!私達、、あれ?」
(いない?)
女吸血鬼が居なくなっていた
目の前にいるのはボロボロのレラジェだけであった
(一体どこに?)
「いや、今はそんなこと気にしている暇は無いな」
カエデは前を向く
「止める!」
そしてアリアも前を向く
「アリア!!!!」
そしてレラジェが向かってきた
「合わせて!」
「ええ!」
ビュン!
アリアとカエデも動く
((体が軽い!今なら何でもできる!))
2人とも何故か体が軽く全能感が満ち溢れてきている
「マザー・アンリミテッド・ハートバースト!!!」
そしてレラジェの魔法砲を
「アヤメカグラ!!」
ズバン!!
カエデは切り裂いた
さすがに無効化は出来なかったためカエデは少なくないダメージを負ったが
「時よ戻れ!」
アリアがそれを完治させる
そして
「はっ!」
スパン!
「ぐぅ!」
アリアの剣がレラジェを切り裂く
「大和乱舞!」
さらにカエデが追撃を加える
「がぁぁぁ!」
攻撃は着々とレラジェを追い込んでいく
だが
「硬すぎる!」
「浅い傷しか付けれない」
レラジェの5000万越えの魔力が自然な防壁となり攻撃を阻害しているのである
「がぁぁぁ!!」
そしてレラジェの鞭がアリアに襲い掛かる
「っ!」
(しまった!あの状態だと躱せない!)
その一撃はアリアには躱せない物であった
そして
「、、、」
スパン
「え?」
レラジェの体が切り裂かれた
「これが、、、私の力」
そしていつの間にかアリアはレラジェ背後に立っていた
「がぁ!!!」
鞭が再び襲い掛かる
しかし
「リターン・ブレイク!」
スパン スパン スパン
「がぁ!」
再びその場から消え死角から連撃を浴びせる
「これで!」
そして
「時解・ホーリーノヴァブレイク!」
ズバン!!!
極光の斬撃がレラジェの体を真っ二つに切り裂いた
「なっ?!」
(一撃で切り裂いた?!)
その威力にカエデは驚愕した しかし
バタン
「アリア!」
アリアがその場に倒れてしまったため驚愕を忘れてアリアに近づいた
「レ、レラジェ様が負けた?!」
「う、嘘だろ?!」
「馬鹿な?!」
周囲で戦況を見守っていた魔教司教達はレラジェが負けたことに唖然としているのであった
「、、、」
(私が全員倒すしかないな。今の私なら行けるはず)
周囲の魔教司教を見てカエデはそう考えた
グチャグチャグチャ
「え?」
しかし半悪魔化した侯爵司教をカエデは舐めていた
「cjdcbd,kcjabdajcd,.」
「さ、再生した?!」
レラジェはまだ死なない、、、死ねないのである
アリアの、、、娘のために
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