運命

「なんて醜い、、、」

カエデは再生したレラジェは醜悪な姿だった

「じゃjlヴぇkjんdかんc、q」

「もう言語もしゃべれてない、、、これが悪魔契約者の末路」

所々溶け臓物が漏れ出ている母親を見てカエデは泣きそうな顔をする

「私の固有魔法は全てを斬る絶対切断、、、魂そのものを斬れば倒せるはず」

そんなアリアにカエデがそう言う

「っ!お願い」

「ええ。辛いだろうけど援護お願い!」

「うrへcdcdbqぃch」

鞭が2人に襲い掛かって来た

シュ シュ

それを2人はあっさりと躱す

((攻撃が雑になってる、、、これなら))

意識が混濁しているためレラジェの攻撃は乱雑になっていた

「だったら!」

その隙を突こうとアリアはレラジェに接近する

「、、、っ!ダメ!」

「え?」

「あchjかcjんd。、d」

無数の矢がアリアに迫る

「っ!」

(今までの理性があったレラジェはアリアの命に関わる攻撃はしなかったけど今は違う!)

アリアに迫る矢は命中することがあればアリアは死ぬことだろう

そして

(時間停止を止めても時間内に躱しきれない!)

先ほどからアリアが使っている時間停止回避では止めている間に後ろに下がったとしても当たってしまう

「っ!だったら!!!」

アリアは

「はぁー!!」

なんとノーガードで矢の豪雨に飛び込んだ

「アリア?!」

カエデはその行動に悲鳴を上げる

ドン ドン ドン

「よし!」

「え?」

しかし矢の攻撃をもろに受けたアリアには一切のダメージが無かった

(ど、どうなって?)

カエデは眼前の光景に困惑する

しかしその答えは

「肉体の時間を止めればダメージは0にできる」

すぐにわかった

「っ?!!」

(なんだその技術は?!反則過ぎるだろ?!)

あまりにも反則すぎる技にカエデはレラジェに襲い掛かる目的を一瞬忘れるほど驚愕した

「カエデちゃん、お願い!ホーリースラッシュ」

ズバン!

閃光の一閃がレラジェを切り裂いた

「っ!」

そしてその隙を突いて

「アヤメカグラ!」

レラジェを切り裂いた

ドン!!

「がぁ!」

1本の矢がカエデに刺さった

(カウンター、、、くっ!あの状態で、、、)

ビュン

カエデは即座に後ろに下がった

「カエデちゃん!」

アリアはカエデに駆け寄る

「今直すね、時よ

「待て!!」

「え?」

アリアの治療をカエデは止める

「な、なんで?!」

アリアがそう問うと

「まだ倒せてない」

カエデは再び再生しているレラジェを見てそう言う

「う、嘘でしょ?!」

「魂が全身に拡散してる、、、今の私じゃ全身を切り裂くのは無理」

カエデは自分の腕の無さに歯を食いしばって悔しがった

「ただ、裏を返せば魂の防御力は極度に下がってる。もう一度あの光の斬撃を与えれば倒せるかもしれない」

カエデの言葉に

「、、、ごめん。あれをもう一回は魔力が足りない。回復待つって言うのも無理があると思う」

アリアはそう返した

「具体的には何分?」

「2時間ぐらい」

「流石に私一人じゃ無理だな、、、さて」

(これは、、、積んだか?)

カエデの口からは乾いた笑いしかでない



花の紋章 それは勇者もしくはその仲間を証明するものだ

そして勇者やその仲間には運命の強制力が働く 

「がえfんfんrjfんろfl?!!!!!??!!」

突然レラジェが苦しみだした

「ど、どうしたの?」

「、、、悪魔の力が弱まってる?」

運命は2人に味方した

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