世界のお勉強
「なるほど。魔教司教ていうのは要は特殊な悪魔術者ってことなんだね」
「ええ。ヤマトで暗躍していた司教は総裁司教っていう下から4番目の司教だったけど国を崩壊させられかけたからな。本当に恐ろしい」
Aランククエストを共にクリアしたアリアとカエデはアリアの部屋で話していた
「下から四番目でそんなに」
アリアは魔教司教の恐ろしさに恐怖する
「魔教司教の偉さって何段階あるの?」
「お母さまから聞いた話だと11種類だったはず。上から大罪司教・王司教・君主司教・公爵司教・侯爵司教・伯爵司教・騎士司教・総裁司教・上位司教・中位司教・下位司教だったはずだ」
「ほへー、、、絶対ヤバいじゃん」
「ヤバかったよ。総裁司教と上位司教の間には権能っていう問題があるんだがどうやら権能によって作られた疫病によってヤマトは蝕まれたからな」
カエデは顔を顰めてそう言う
「なるほどね、、、ところで悪魔契約には本契約と仮契約があるんだよね?」
「ええ」
「多分ワァラクって言う総裁司教は本契約していたんだよね?そうしたらとんでもない代償が掛かると思うんだけどそれはどうだったの?」
アリアが聞くと
「あー、お母様曰く魔教司教の親玉の固有魔法である代行権限オルタナティヴという魔法で、自身と繋がりのある人物と力などを貸し借りできる力でどうにかしてるんだそうだ。」
カエデはそう答えた
「デタラメ過ぎない?」
「アリアがそれ言う?」
「名前だけだと思うけどね」
アリアがそう言うと
「名前、、、あっ、そういえば名前と言えば悪魔契約してる人間が扱える悪魔術式には習得術式と固有術式の2つがあって習得術式は練習すれば全て悪魔術師全員が使えるものだけど固有術式は悪魔の固有の術式でその悪魔と契約しないとつかうことはできないって言う話があってね。わざわざ固有術式ってことを言う人いないから何なのかわかってないって聞いたんだけど精霊術式はどうなの?」
カエデはふとそう聞く
「え?精霊術式の仕組みなんてわからない。感でいつもやってるから」
「なるほどな、、、知りたかったんだがエクレアに聞くしかないか」
カエデはそう呟くと北西の方角を見るのであった
エーテル王国 極北
「奴隷売買の方はどんな感じ?」
女がそう聞くと
「順調です。魔法で修理しているお陰で働きが良いと評判です」
身なりの良い男がそう答えた
「薬も売れ行きもすごいです!!もっと売って薬漬けにしましょうよ!」
少女がそう言うと
「そこまでやると国に潰されかねないからダメね。それにじっくり堕とすほうが逃げれなくなるから儲けはそちらの方が大きいわ」
女はそう言った
「流石エクレア様、、、凄いな」
「浅はかでした」
2人はエクレアに頭を下げる
「それよりもまた私馬鹿ママの教育受けてくるから留守をよろしく」
「「はい!」」
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