ロンドとの再会

「次の方、どうぞ」

関門職員が戦闘の少年を呼ぶ

「はい。ギルドカードです」

少年はギルドカードを渡す

「確認します、、、ん?!!」

職員は少年のギルドカードを見て絶句する

「エレボス・エルピス、、、え?」

「あー、俺はお姉さんの想像通りの人間ですよ?今回はこの国に居る知り合いに用があってきました。」

エレボスはそう平然と言うが

(いや、、、貴方最重要指名手配されてるんですよ?!こんな堂々と来ないでくださいよ?!!)

職員からすればいきなり超特大の爆弾が目の前に跳んできたようなものである

「それで?入っていいか?ダメって言うなら予定を早めてロマノフの遺産を回収しに行くんだが?」

「ロ、ロマノフ様の遺産?!!」

(何それ?!え!?)

エレボスの恐ろしい脅しに職員は顔を青くする

「流石に脅し過ぎたな、、、経済大臣のバビロン・ロンドに連絡を取ってくれ。俺の名前を出せば通じるはずだ」

そんな職員にさすがに罪悪感が沸いたのかエレボスはそう伝えた





「もう少し穏便に来てくれないか?」

ロンドがそう言うと

「俺が穏便に来た方が問題でしょ」

エレボスはそう返した

「だ、大臣、、、エレボス様とお知り合いだったのですか」

職員がそう言うと

「ああ。詮索はしないでくれ」

ロンドは職員に近づきこれはお詫び出す気に使ってくれ

そう言って銀貨を1枚渡した

「っ!!」

「それじゃー、行こうか。我が家に招待しよう」

「ありがとうございます」

2人はロンドの家へ向かうのであった





「さて?酒とジュースどっちがいい?」

「この体に酒は毒だ。ジュースで」

「了解」

ロンドはジュースと酒を準備する

「そういえばエモクロアではどうも。ジャンヌの父親を救うためにフェルトと戦ってそのまま大惨事になりますたよ。バティン公爵司教」

そんなロンドにエレボスはそう言った

「、、、、、、フェルト様とやりあって怖くなかったか?007の古参である俺でも未だに少し怖いんだが」

「、、、そこまでは怖くなかったな」

「そうか。ジュースだ」

ロンドはジュースをエレボスに渡す

「ありがとうございます」

「さて、、、何が聞きたい?」

「ロンドさんが知る全てを。経済大臣兼美食の盗賊団最高幹部兼公爵司教兼007古参、、、さぞかしいろいろなことを知っているだろうな」

エレボスがそう言うと

「まー、色々知っているがそちらからアクションを起こさないと話す気は無いぞ?」

ロンドはそう返した

「了解、、、だったらまず、ロンドさんってどの立場に一番力を注いでいるんだ?」

「、、、今あげた奴の中だと最高幹部だな。だがそれは3番目に重要なことだ。

2番目に大事なことはジャンヌちゃんの護衛、、、1番目は話せない。ロマノフの遺産を見た後なら教えてやる」

「っ?!ロマノフと繋がりが?!」

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