二人のこれから

「って言った感じです」

「エクレアちゃんも元気そうだったわよ」

{ウィンディーネと契約しているなんて驚きましたよ}

エテルの言葉に追随してベルやアスタロトを離れていた間の説明した

「そんなことがあったのか、、、エクレアのそんな化け物じみたことになってたのか、、、仮に今の俺が戦ったら勝てると思うか?」

「ほぼほぼ無理ね。ウィンディーネは再生力と浄化力がとんでもなく高いからそれを突破するのは難しいわね。それに固有魔法もあれが本当かわからない、、、相当ヤバイって私の感が叫んでるわ」

エレボスの問いにベルはそう答えた

「マジか、、、再生力が高いと言うことは片目治ったのか?」

「治せるはずだけど治してなかった」

「そうか。まー、これでひとまず情報の擦り合わせはできたな。にしても勇者の仲間ねー、、、アリア・サタナエル。少しそっちの方も調べてみるか」

エレボスはそう言うと

「悪い、エテル元々俺は怪我が完治したらワァラクの拠点に言ってみる気だった。だけどその前に、、、この国の上層部に接触してみる。それでなんだが上層部と拠点から帰ってくるまでの間ここで待っててくれないか?」

エテルにそう告げた

「私もついていってはダメなんですか?」

「上層部に会うとなるとその繋がりで襲撃を受ける可能性がある。俺一人ならどうとでもできるがエテルも居るとなると、、、」

「足手まといと」

「言葉を選ばないとそうなる」

エレボスは申し訳なさそうにそう言う

「わかりました、大人しく待ってますよ。正直ここは居心地が良いので」

「助かる。ベルとアスタロトさんの通信があるから連絡は取り合えるはずだ」

「ですね。あ、そうだ。もし上層部に会いに行くならジャンヌに頼んで今のこの国の情報とかもらった方が良いかもですね」

エテルはそう提案する

「なるほど!確かにそうだな。後で頼んでみるか」

(知識や情報も無しに進むのは馬鹿過ぎるな。エテルが言ってくれて助かった)

エレボスはそうエテルに感謝を思うのであった

「ところでエレボス、、、この先エレボスはどうするんですか?」

ふとエテルはエレボスに聞く

「え?」

「エレボスって世界を旅したいんだよね?今までへ 逃げたりするために動いていたけどこれからは自由に旅ができる。そうなるとどうするのかなって」

「あ、、、確かに」

(これからどうするかな。ハジメに何か頼まれる気配もないし、、、)

「ひとまず故郷も戻るかな。エーテル王国の旧ベルムート領に。エクレアと再開して、、、姉さんの墓でも建てさせてもらうか。エテルも話からして旅するんだろ。一緒に旅しようぜ」

「ですね。にしてもお互いにヘルメス家に大部分の運命を変えられてますね」

エテルがそう言うと

「だな」

エレボスは笑うのであった

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