エテルVSアリア・カエデ 1
「、、、一回模擬戦してみませんか?私対お二人で」
エテルがふとそう提案する
「確かにそうね。お互いの実力を見ておいた方が良いな」
「良いよ!」
二人はその提案に同意する
「では、精霊女に許可もらってきますか」
エテルがそう言うと
ガチャ
「良いわよ」
エクレアが入ってきた
「、、、聞き耳立ててたんですか?」
エテルが汚物を見るような目でエクレアを見る
「たまたま聞こえたのよ」
{ばっちり聞き耳してたわね}
「、、、それで?良いですか?」
「構わないわ。私が結界を張れば被害をほとんどないでしょうし」
エクレアはそう答えた
「なら早くやりましょうか」
そうして四人は部屋を出るのであった
「、、、マカロン一人にして大丈夫かな?」
「「大丈夫だ(よ)!」」
「それじゃー、お互い構えて」
チャキン チャキン チャキン
エテルとアリアは剣をカエデは刀を抜いた
「それじゃー、、、始め!」
「アクセラレーション!」
「八門渡り」
ビュン!
アリアとカエデは凄まじい速度でエテルに切りかかる
ガキン
「っへー!アリアさんの方はどうでも良いけどカエデさんの斬撃は重いですね」
受け止めたエテルはそう呟く
(今の私の魔力量が6000。アリアさんの魔力量が15万でカエデさんは12万、、、素でこの魔力量と考えると勇者の仲間というのはとんでもないものですね)
二人の魔力量を見たエテルはそう考える
「貴方様の死の風を」
「「っ!」」
「エア・デスサイズ」
ガキン!!
「今のは?」
「恐らく悪魔術式ってやつね、、、」
エテルの悪魔術式によって二人は大きく吹きとばされた
「火力は確実にあっちが上かー、、、だったら!」
アリアは再びエテルに近づくと
「タイムロック」
「っ!」
エテルの足元に魔法陣を展開した
(二人の動きが速く、、、いや、私が遅くなってる!)
一瞬のうちに状況を理解したエテルであったが
ガシッ
その一瞬でアリアによってエテルは拘束された
「、、、なるほど。それは厄介ですね」
その一連の行動と先ほどの自己紹介からエテルはアリアの狙いを理解しカエデの方を見る
すると
「大和乱舞!」
カエデの刀から炎・雷・風の三種類の属性が合わさった魔法が飛んできた
(あんな魔法私を拘束しているアリアさんも巻き込んでしまいますが、、、自身の時間を止めるという最強の防御をもってすれば無傷でしょうし)
「なるほど、自身の動きを止めるというのはその場所に固定するということもできるんですね」
アリアの拘束はエテルが抜けようとしても文字通り一切動かない
無防御の状態で
ドカン!!!
カエデの魔法はエテルに直撃した
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