自己紹介

「ということで自己紹介をして親睦を深めよう!いぇーい!」

「「、、、」」

「二人ともテンション低くない?!」

自身のノリに載ってくれない二人にそう言う

「え?いや」

「そんな明るいノリはきついです」

「え、、、あ、、、うん」

アリアは落ち込んだ

「えっと、、、私はカエデ・サンモンジ。サンモンジ家っていうヤマト皇国の№2の家の長女だ。魔法の適性は炎・雷・風のスリーカードで、固有魔法は絶対切断という文字通りなんでも切れる。シンプルだがだからこそ強い固有魔法だ。そしてそれを十全に生かすことのできる剣術を習得している。」

まずカエデが自己紹介を行った

「剣術、、、私もなんかできるので一度手合わせしてみますか?」

それを聞いてエテルはそう言うと

「私はエテル・アマテラス。ベルフェ様に育てていただいていたみたいなんだけどそこの記憶はないです。ベルフェ様封印されてそのまま怠惰教会で暮らしていました。魔法の適性は水と風のペアで固有魔法は無いです。全力を出せば1億近くは出せますけど時間制限があるのでそこはご理解を」

自己紹介をした

「身長高いー!」

「180はあるわね、、、今何歳?」

カエデがそう聞くと

「今年で13歳ですね」

「「え?!」」

アリアとカエデは驚いた

「その身長でまだ13なの(か)?!」

「悪魔様の恩恵で大きくなっちゃった。でもおかげで路銀を稼ぐには困らないと思うわよ?」

「え?どういうこと?」

アリアが首を傾げると

「っ!そんな方法しなくて良い!」

カエデはそう怒るように言った

「、、、風習の違いで

「そんな風習絶対魔国にはない。あの国は少なくてもその辺りはまともだ」

「っ!」

「え?え?!何?」

アリアは不思議そうに2人の言い合いを見る

「エテルがとんでもない方法でお金を稼ごうとしていたかろそれを止めたのよ」

「ヤマトのご令嬢に恥じない弁舌の強さで」

エテルは不満そうだがヤマトの言葉に反論が出来ないので言い黙る

「そ、そうなんだ、、、えっと、私はアリア・サタナエル。バランの街の近くの町にあったサタナエル孤児院で生まれ育ちました。魔法の適性は火と雷で固有魔法は時間支配タイムルーラーです!といっても時間を進めるか戻すかのどちらかと少し時間を止めるぐらいしかできませんけど。自分の体の時間を止めるくらいならもう少しできるんですけどね」

アリアがそう自己紹介をすると

「え?ものすごく強いですよね?」

エテルは驚いた様子で聞き返す

「時間を巻き戻して傷を無かったことにできる最強の回復に時間を進めて不可思議な動きから放たれる攻撃、、、そして自身の肉体の時間を止めて一切の攻撃を無効化する最強の防御、、、弱いわけがない」

それにカエデがあきれた様子で答えた

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