「それで、色々と事件が会って話を聞けなかったけどカエデちゃん達は何故ここに?」

メーテリアがそう聞くと

「二つ理由があって、一つはアリアの光魔法についてフレデリカさんに色々と教えてもらいたいのと、、、もう一つがこれなんです」

カエデはそう言い自身の眼を見せた

「眼?特に変わりは、、、え?!!」

「なっ?!!」

「嘘でしょ?!!」

そしてヘルメス夫妻とエクレアは大きく驚愕した

「え?お母さん!あの眼って、、、」

エクレアがメーテリアに確認すると

「間違いないわね、、、嘘でしょ」

メーテリアは認めた

「まさか生きている内にこんなマジかで見ることになるとはな」

バロラントはただ驚いていた

「私とアリアに花の紋章が眼に出たんです、、、それをバランの大司教に見せたらメーテリアさんを訪ねろと」

「なるほどね」

メーテリアはそう言うと

「その眼の刻印は勇者の刻印って言ってね、勇者と勇者の仲間に刻まれる花の紋章なの」

二人の疑問答えた

「「え?!」」

その言葉にカエデ・アリア・マカロンは驚愕し

「っ?!!」

エテルは驚愕と同時に少しの恐怖を覚えた

「ゆ、勇者?!」

「私達が勇者かその仲間、、、嘘だろ」

二人がそう呟いていると

「十中八九、二人は勇者の仲間だろうな」

バロラントがそう言った

「「え?」」

「勇者は恐らくエレボス君だろうからな、、、魔愛の勇者って聞いたことないか?」

バロラントがそう聞くと

「あっ!そういえば新聞でそんなの見た気がする」

アリアが少し前の記憶を思い出した

「魔愛の勇者なんていう不自然な名前、、、完全にそっちでも予言があったわね」

「予言?」

アリアが首を傾げる

「予言、、、あっ!フレデリカさんがエクレアのことを予言の子って言ってたな」

そしてカエデは思い出した

「それよ。勇者なんて確実にソフィア様の予言に出るはず。フレデリカお姉様がこないだ来た時に言っていた匂わせはこれだったのね」

そしてメーテリアは頭を抱えた

「ひとまずフレデリカお姉様に連絡とってくるわ」

そして部屋を出て行った

「勇者、、、勇者かー。凄いことになったなー」

アリアがそう呟くと

「ところでエテル君とアリア君」

ふとバロラントがエテルの名を呼んだ

「「はい?」」

「2人とも美しい白い眼だな」

「「え?」」

いきなりナンパみたいなことを言われてその場にいた全員が絶句した

「、、、いや?!口説いているわけではないぞ?!」

それを察してバロラントが鬼気迫る様子でそう否定する

「そのだな、、、二人の眼はセラフの上層部や勇者本人に関係する人間にしか発現しない特殊な眼だ、、、なんで二人が持っている?」

そしてそう言った

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