悪魔と光

「えっと?話を整理すると、、、エテルちゃんは元々怠惰の大罪司教に育てられてて、、、何かがあって怠惰の大罪司教から憤怒の大罪司教によって助けられてそれまでの記憶を怠惰の大罪司教に封印されてそのまま怠惰教会で数年過ごしていた時にエレボス君が来て、自分の記憶を取り戻すために手を組んで悪魔教団の総本山に出向きそこでエレボス君は悪魔との本契約を結び、自分は何故か大罪司教や教祖に狙われていて、、、今はその時別れたエレボス君を探していると」

メーテリアはエテルの状態を口に出して確認する

「そうですね。間違いないです」

「、、、え?えっと、、、え?」

メーテリアは頭を抱える

「ひ、ひとまずフレデリカさんに連絡した方が良いな」

バロラントはそう呟くのであった

「、、、まー、エレボスだしこれぐらいはやってくるよね」

エクレアはそう呟いた

「エレボスってカエデちゃんが探してる英雄さん?」

そしてアリアがそう呟いた

「そうね。悪魔契約しているのは聞いていたが、、魔国へ行ってるんなんてな」

そしてカエデがそう言うと

「そういえば私の権能で正門視た時にカエデちゃんだってわからなかったのはどうしてなんだろ、、、」

ふとエクレアが不思議そうにつぶやく

「視た?」

「え?あ、、ああ。私の固有魔法で{千里鑑定眼}っていう文字通りの視覚の超強化よ」

エクレアがそう言うと

「「え?!エクレア(お姉ちゃん)固有魔法発現してたの?!」」

他家族3人が驚愕していた

「い、言ってなかったっけ?」

「無いよ!」

「あらごめんなさいね。それで話を戻すと私の眼でも2人の情報が手に入らなかったのよ、、、それでね」

エクレアがそう言うと

「え?、、、あっ!アリアの光の付与結界かもな」

カエデはそう答えた

「何それ?」

「、、、アリア」

「カエデちゃんの友達ならいいよ。エテルちゃんもエレボスさんっていう人の知り合いなんでしょ。大丈夫、大丈夫」

カエデがアリアの名前を呼ぶとアリアはそう返した

「、、、アリアは光属性の適性がある」

そしてカエデはそう口にした

「「っ?!」」

そしてその言葉に全員が唖然とした

「嘘でしょ、、、光魔法の適性なんて」

「とんでもないことだぞ、、、」

ヘルメス夫妻は唖然とし

「めんどくさい問題を持ち込んできたわね、、、はは」

エクレアは面白そうだと笑い

「光魔法ってフレデリカおばさんやボルディアおばさんのキラキラした魔法だよね。すっごく珍しい」

マカロンは子供らしい反応を

そして

「サタナエル孤児院にたまたま光魔法の適性者が居た?そんな偶然が?」

エテルはアリアの出自から違和感を覚えるのであった

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