取引

「さて、、、まー、単刀直入に用件を言うと私はエレボスと本契約を結んでいるのだけど今はその関係が切れていてね。今はエテルちゃんに仮契約でもない、、、いわば疑似契約を結んでいるのよ。そして私は早くエレボスとの契約を戻したい。そして今すぐにでも探しに行きたいのだけど、、、エクレアちゃんと戦う前からエテルちゃんは結構ボロボロでね。ひとまず彼女が治るまでの間彼女をここに泊めて欲しいのよ」

ベルがそう自身の要望を言うと

「良いわけないでしょ!」

「ウィンディーネ様」

ベルのようにウィンディーネが現れた 

「大罪の中である意味最も危険な存在のあなたの願いを信じろなんて!」

「そうね。水の小娘の言う通り私を信じろなんておかしな話よね」

「こ、小娘ってウィンディーネ様って数千歳は行っているはず」

「私は数万歳よ」

エクレアのつぶやきにベルはそう返す

「それで、、、信じてもらうのは無理だから取引と行きましょう」

そしてそう言うと

「取引」

商人であるエクレアの目が鋭くなる

「、、、良い目ね。私はエテルの安全を要求する。代わりに私は、、、悪魔教団のを教えてあげる」

「「っ?!」」

ベルの言葉にエクレアとウィンディーネは驚愕する

「、、、信憑性は?」

ヘルメスがそう聞くと

「信じてもらうしかないわね、、、ただ、捏造と言われたらどうもならないけど1つだけ証拠を提示できるわよ?それを前払いで教えるわ。ただしあなただけね。その子娘はダメ」

ベルはそう答えた

「、、、見せてもらうわ」

「っ!エクレア!」

エクレアの答えにウィンディーネは悲鳴を上げるが

「情報は最強の武器になる、、、師匠を欺くためにも欲しい」

エクレアはそう返し

「いざとなったらウィンディーネ様に助けてもらいますから」

そう言った

「っ!あなたねぇ、、、好きにしなさい。危なくなったら呼びなさい。助けるから」

そしてウィンディーネも納得し、その場から消えるのであった

「それじゃー、1つ目だけど    は  てるわよ」

「は?」

エクレアは絶句した

「2つ目は   は 欲の大罪司教よ」

「、、、嘘でしょ」

エクレアは愕然とした

そして

「証拠はこれよ。オルギア・アイ」

「っ!」

ベルによって提示された証拠は

「、、、これが捏造だったら私は何も信じられないわね」

エクレアに自身の情報が真実であると強引だが証明した

「いいわ。エクレア・ヘルメスの名に誓ってエテルちゃんをこの家で安全に泊めさせることを誓うわ」

そしてエクレアはそう宣言した

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る