エテルとジャンヌの密談?
「タクト君に変なことして無いよね?」
開口一番ジャンヌはそう口にする
「大丈夫ですよ。タクトさんは健康体そのものでしたし私の考えていたことにはなっていませんでした」
それにエテルは平然とそう返す
「なら良いよ、、、それで私に何か?」
「、、、どうか取り乱さずに聞いてください」
エテルはそう前置きをする
「え、ええ」
それにジャンヌも構える
そして
「ジャンヌさん」
エテルの口から発せられた言葉は
「タクトさんのこと好きなんですね!」
「ふぇ?!」
そんなあまりにも重要な問いであった
「な、何を言って?!わ、私がタクトのことす、好き?!そんなわけないしょ?!いや友好的にはだいすきだけどあれ、恋愛的には!私とタクトは上司と部下の関係だけよ!へ、変なこと言わないでよ!!!」
ジャンヌはそう捲し立てるが
「え?でも私がさっきタクトさんのことを良い右腕何ですねって言ってそれにタクトさんが同意した時悲しそうでしたよね?」
エテルは用意した一撃を容赦なく放つ
「っ!!」
「まー、深入りはしませんよ。それより少し確認なんですが私これから働く予定なんですよ」
「え?あ、うん」
いきなり話が代わりジャンヌは困惑する
だが
(これ以上攻められたらキツかったからよかったー)
それはジャンヌにとって救いとなった
しかしエテルはそんな甘くない
「私先刻も言った通り教会で暮らしていてその時に一通りの家事やそれに類似する物事でしたら何でもできます」
「なるほどね。それならとても助かるわ。150人分の食事の用意とかって大変らしいからその係のメンバーも助かるはずよ」
エテルの言葉にジャンヌはそう返す
「あ!後、下のお世話も得意ですからそれもやっときますね」
「ん?」
(下のお世話?)
日常生活では聞きない言葉だが
(偶に解放した奴隷がそんなこと言って幹部陣の、、、っ!!)
盗賊・革命軍をしているジャンヌには聞き覚えがありエテルのしようとしていることを理解する
「良いわけないでしょ!!」
そしてそう憤慨して言うが
「え?でも私みたいな可愛くてスタイル良い女が歩いていたら皆さん溜まりますよ?それでメンバーの健康状態を損なうのは、、、それこそ貴方の右腕であるタクトさんも、、、」
エテルはそう付け足す
そしてその瞬間
ドカン!
「、、、」
エテルの頭上を火球が通り過ぎ背後で爆発が起こった
「私の男に手を出すな!!」
そしてそうジャンヌは言い切ったのであった
「、、、やっぱり恋愛的に好きなんですね」
そしてエテルはしてやったりと言った顔でそう言った
「あっ!」
ジャンヌは顔を赤く染める
「さーて!私は教会の人間。悩める恋する少女の独白を聞きますよ!」
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