悪魔教団の会議 3
「よし。これでひとまずの議題は終わったわね」
アリスがそう言うと
「そうですね、、、なら各自の疑問解決をするか」
ベルフェがそう言った
「となるとマジでなんで幻想殺し《イマジン・ブレイカー》をエレボスが使えたかだな」
そしてまずレヴィがそう切り出した
「レヴィはどう考える。仮にどこかで知れたとしてあれはとんでもない難易度の魔法だ。習得は困難を極める」
ベルフェがそう聞くと
「さっぱりだ。習得できる技じゃ無い、、、とんでもない才能があるとも思えない」
レヴィはそう答えた
「ベルフェが教えたんじゃないでしょうね!」
フェルトがそうベルフェに言うが
「教えたとしてどうやってそれを習得してるのよ。私達が捕捉する以前から知りあっていたなんて言うことが無い限りありえないわよ。そんなことありうると思う?」
カタリナがそれを否定する
「、、、普通にベルフェならやりそうなんだよな」
アリスがそう呟いたがそれは気にしないでおこう
「というか教えた人物はもうあの女吸血鬼でしょ、、、闇魔法使ってきてた」
「わかってんなら俺を疑うなよ」
フェルとの言葉にベルゼは呆れた様子でそう言う
「あの吸血鬼、、、一応報告は聞いたけど。本当にベルフェ以外じゃ危ないほどなの?」
アリスがそう聞くと
「かなり危険です。魔力量を0にするなんてこの世界じゃアリス様か俺以外は出来ないはず、、、そして謎の不死性。危険度が高すぎます」
ベルフェはそう返した
「、、、私が出るのは?」
アリスがそう言うと
「フェルト。アリス様の手足斬り落とすから介護頼む」
「了解」
ベルフェとフェルトは息ぴったりにそう言う
「教皇代理頑張るしかねぇか」
「2人も首脳陣が消えるのは痛いねー」
そしてレヴィとカタリナがそう言う
「、、、怖。この組織」
そしてそれを見ていたサタはそう呟くのであった
「そういえばレヴィ」
ふとベルフェが思い出した様子でレヴィを聞く
「何?」
「厄災の魔王の側近らしき女の子、、、スモアだったな。あいつは何なんだ?」
そしてそう問う
(あの女の子、、、フレンと仲がよさそうだった。だがあいつは、、、)
ベルフェはフレンの正体を知っている
「ただの相談役兼唯一の友人だが?一切悪魔教団と関係ない」
レヴィはそう答えた
「馬鹿じゃねぇの?!フレンはエテルと同等レベルにヤバい存在なんだぞ。精神がまともだがポテンシャルはエテルに迫るものがあるぞ?!しかも範囲がヤバいんだぞ?!」
「そこは女王様の腕の見せ所よ。安心しなさい」
ベルフェの怒号にレヴィは冷静にそう返した
「私も居るから安心して」
アスモもそう言うが
「えっと、、、その」
(お前だけは絶対信じられねぇよ!エテルの件忘れたのか?!)
ベルフェは苦い顔だ
「まー、大丈夫よ。レヴィを信じましょう」
「、、、はい」
アリスの言葉にベルフェは渋々頷いた
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