悪魔教団の会議 2
「と言いたいんだが俺が昔これ以上のとんでもないやらかしをやってなおここに居るからな、、、さすがに死刑は辞めておこう。俺がキツイ」
「「あー」」
ベルフェの言葉にカタリナ・レヴィ・フェルト・アリスの4人は納得する
「エテルに手を出したことか、、、確かに言えてる」
サタがそう言うと
「そんな可愛いものじゃない、、、もっとヤバいことをこのバカはやらかしているのよ」
レヴィがあきれた様子でそう言う
「いざという時にアリス様の代わりになってた過去があるほど優秀でなければ今頃私が独断で殺してたよ、、、本当に忌まわしい」
そしてフェルトが忌々しそうにそう言う
「え?本当に何しでかしたんですか?」
ベルフェを毛嫌いしているサタも流石にベルフェの過去が気になる
「秘密よ。秘密、、、ただ本当に今でも信じられないわね。あの時のベルフェの行動とその結果は」
アリスは懐かしむように怒りに顔を染める
「はは、、、それでベルゼはどうしますか?」
カタリナが話を戻す
「悪魔契約の剥奪した上で投獄しては?」
レヴィがそう提案する
「まー、妥当ね」
「ですね」
「そうですね」
それはアリス・カタリナ・フェルトが同意する
「いや、、、待ってくれ」
しかしそれにベルフェが待ったを掛けた
「今回の一件、、、セラフにバレています。下手にベルゼという戦力を失うことは危険があります。負けることはなくても数百年分の歩みが逆戻りしかねません」
そしてそう自身の考えを語った
「ならどうするの?」
アリスが問う
「ベルゼにアリス様の支配の呪印を付けたうえで今まで通り働かせましょう」
それにベルフェはあまりにも軽い処分を提案した
「、、、流石にそれは虫が良すぎないかしら?」
当然アリスもそう苦言を呈す
だが
「そしてベルゼの娘、、、ジャンヌを捕らえこの魔国という鳥籠に閉じ込めましょう。あいつの唯一の希望を潰してその上で別のささやかな儚い希望を見せて働かせましょう。それでどうでしょう?」
ベルフェはそう追加した
「「っ!!」」
そしてその言葉にサタ以外の全員が絶句した
「、、、貴方本当に冷酷よね。そしてうまいところを突いてくるわね」
アリスはベルフェの案にそう評価を下す
「さ、流石にそれは」
「酷いだろ」
アスモとレヴィは恐怖と軽い軽蔑の評価を
「流石、ベルフェ。最高の罰ね」
そしてフェルトは大嫌いなベルフェの案に最高の評価を下した
「え?そんなすごい話なの?」
そしてサタは皆の反応に困惑する
そして
「ベルフェの案を採用する」
アリスはそう結論を出した
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