エレボスVSフレイヤ 1

「六陣海天」

{来る!!全力で避けるわよ!}

{ああ!}

ベルの声と共に

ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン

ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン

「っ!!!」

文字通り四方八方から6属性それぞれの魔法砲が放たれた

ビュン ビュン ビュン

{一発でも当たったらノックアウトよ}

{だろうな!!絶対ヤバいだろあんなもん}

一本一本が極太極火力の魔法砲である

しかも

「同時に何百発撃ってきてるんだよ!!」

それが何百発と撃ち込まれてくるのである

「アスモ様とベリアル様にも撃ち込んでいるので3当分されていますがそれで100発は超えてますね」

エレボスに抱きかかえられたエルとが

「やられてばかりでたまるか!インフェルノ・ドラグーントルネード!」

エレボスはフレイヤに魔道支配を使った全力の魔法を放つ

(200億あってもこっちも1億6000万あるんだ!少しは効くだろ!しかも魔道支配で精度も火力も爆発的に上がってる!!)

ドカン!!!

魔法はフレイヤに直撃した

「よし!」

「す、すごい威力」

エレボスとエテルはその威力に歓喜と驚きの声を上げる

{いや、、、ダメね}

ベルは硬い声色でそう言う

そして

「「は?」」

爆風の煙が晴れるとそこには

「凄まじい一撃ね。普通だったら大怪我していたわ」

無傷のフレイヤの姿があった

「う、嘘だろ?なんで、、、」

エレボスがその姿に絶句する

「魔力の鎧を自分に張ったのよ。今の私にはその程度の攻撃じゃ傷一つ付けられないわよ」

「クソったれ」

幻想消失イマジナリー・ロストなら突破できるか?)

そう考えていると

幻想殺イマジンブレイカーしなら突破できるかもね」

「っ!そう言えば見せてたな、、、というか俺は見逃してくれません?」

「お断りね。そもそも幻想殺イマジンブレイカーしは私の尊敬する人が作った魔法なのよ。それを使える理由について話聞きたいしね」

エレボスの命乞いにフレイヤはそう返した

「っち。だったら力づくでどうにかするか!」

(別に倒す必要は無い。メルトを捕まえれば良いんだ!)

そう言うとエレボスは一直線にメルトの方へ向かった

だが

「私を抜けるとでも?!」

アスモが双剣を構えていた

「ぶち抜く!」

エレボスも黒牙を構える

「あら?5人固まってくれるなんて助かるわ」

上からフレイヤの声が聞こえたかと思うと

「「え?」」

「六陣霊魔砲」

ドカン!!!

半径30mの超々極太の魔法砲が5人に襲い掛かる

「アブソリュート・ゼロ!」

「草薙ノ絶死剣!」

「ジャッジメント・ドリームエンド!」

エレボス・カタリナ・フェルト3人の大技がそれを受け止める

ドカン!!!!!!

「「がぁ!!!」」

しかし200億越えの魔力を持つフレイヤの魔法にはいくら3人と言えども対抗できずエテル・メルト含めて5人全員が倒れ伏すこととなった

だが

「痛てて」

カタリナは持ち前の自己再生力で無傷だった

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