タイムオーバー
「どうする?!」
エテルは焦る
(アスタロト様とベル様の力があってどうにか攻撃を回避できてるけど妨害がすごすぎて前へ進むのが難しい)
フレデリカという世界最強が後ろから剣で斬りかかりマモという三古参に匹敵する才を持った世界最強候補が前を塞ぐように大鎌で斬りかかる。その追撃エテルはエレボスの元へ向かえないでいた
そして
「エテルちゃん!」
「エテル!」
「なんで子供のくせして私に危害を加えれるのよ!」
{化け物すぎるでしょあの2人}
{あの年で、、、}
アリアとカエデの追撃がエテルやベル達悪魔2人の想像を大きく上回る危害を与えていたのだ
(アリアは剣魔法共に腕前事体は両方とも私以下だけど使い方が厄介すぎる。そしてカエデは魔法は話にもならないけど剣の腕前が私以上に高い。それこそガープ様の槍術なんかよりも技術は高い、、、下手したら王司教様相手でも)
「それに固有魔法が2人ともとんでもない」
2人ともフレデリカやマモに比べたらまだまだだが(カエデの剣技はマモの鎌術より上だが)フレデリカの後ろから追撃してくる2人も十分脅威となる物であった
「取り逃すな!」
「攻撃しなくて良い!逃がさなければいい!」
そして側面を取り囲む悪魔教団員によって側面を完全に固められている
(側面を抜くのが一番楽だけどその後が続かない、、、それに早くいかないとエレボスが!)
そう焦っていたエテルであったがその問題は解決した
「戦闘音が消えた?」
{{っ!!}}
神樹の下で聞こえていたり見えていた余波が無くなったのだ
「終わったわね」
「ぇ?」
{流石に無理だった}
{っ!}
問題は解決した タイムオーバーという結末で
「アスモちゃん、、、やっぱり強い」
マモは神樹を見ながらそう呟いた
「間に、、合わなかった」
そしてエテルは足を止める
「マモちゃんでいいかしら?それでこれからどうするの?」
エテルの危険性が無くなったと判断したフレデリカはこれからについてマモに問う
「う~ん。私達もエレボスの身柄は欲しいです。でも恐らく絶対欲しいわけではないらしいんですよね。、そっちは絶対に欲しい。となると、、、うん。一応上に確認取らないと絶対とは言えませんがエテルちゃんが預かっているエレボスとベルフェゴール様との契約の破棄させれれば渡してくれると思いますよ」
(元々エレボスをここでとらえなかったのはアスモちゃんとレヴィ様、、、さんの特徴を覚えられないようにするためとわざとセラフの裏の姿を見せて自ら頼るように仕向けさせること。エレボスならフレデリカの妨害ありきでも気が付けるでしょ)
そうアスモは考えるのであった
{お二人ともどうしましょう!!}
{一先ずあなただけでも逃げなさいエテルちゃん!}
{あいつらは契約をエレボスとベルフェゴール様との契約の破棄させる気です。そうなればもう一度契約分の対価を支払わないといけなくなります、、、そうなればエレボス君の旅はもう無理でしょう}
「っ!!!」
エテルは地面を見つめて絶望する
「えっと?ご、ご愁傷様?」
「アリア、、、それだと煽ってるみたいになる」
そんな中2人がエテルに追いついた
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