死と生
(な、なんだこれ、、、眠くなってきた)
カタリナの魔眼に囚われたエレボスは睡魔が襲ったきた
いや正確には
「魂の活動が停止しかけてる?」
魂自体に干渉されているのである
「ラスト・アイ。エレボス君が使ってる魔眼は魂に干渉して力を奪う力があるみたいだけど私の魔眼は魂に干渉する力がある。つまり洗脳や命令権を植え付ける力ってことね。その分野だけはアリス様を上回るのよ」
困惑しているエレボスにカタリナがそう説明する
「マジで、、、神かよ」
魂の睡魔に侵されなればエレボスはそう吐き捨てる
「だからこの程度で神とか若すぎるよ、、、せっかくだし見せてあげるか」
そう言うとカタリナは周囲一体の陸空問わずに魔法陣を展開した
(な、、なんだ?)
エレボスがこれから起こることがわからず困惑していると
「
カタリナがそう唱えた そして
「「ギャァ!!!」」
「嘘、、、だろ」
魔法陣からモンスターが次々と召喚されていく
「先に言った言っておくと召喚では無いわよ、、、これは誕生よ」
驚くエレボスにカタリナがそう言う
「た、、、誕生?」
「生命の創造よ。これぐらいやって神のような力と言えるのよ」
「せ、生命の、、、誕生、、、?」
(なんだそれ、、、マジで神の身技じゃねぇかよ)
エレボスはあまりの力に唖然とする
「さてさて。おしゃべりしている間にそろそろ洗脳と命令権が魂に刻まれる頃合いね?」
「っ!」
(クソッ、、、タレ。マジで魂が、、乗っ取ら、れる)
そしてエレボスの魂が侵され切る
「マモ!!!!お前正気か?!!」
エテルは思わずそう叫ぶ
何故ならば
「魔教司教は側面を固めなさい!私と大罪司教と子供2人でそのガキを止める」
「了解!全員従いなさい!」
「「はっ!」」
なんとマモが敵であるはずの聖騎士のフレデリカに指揮系統を渡したのである
(私も指揮を取った経験はあるけどフレデリカの方が圧倒的に指揮力は高い。利害は完全に一致しているわけだしだったらさっさと渡してしまった方がいいわよね)
マモはそれこそ武力は王司教以下、知力はさらにそれ以下である しかしマモはだからこそ自力で出来ることは進んで行い出来ないことは即座に誰かに頼るということをしっかりしていた
「大罪司教が聖騎士に頼るっていうことに恥を感じないんですか?!!」
「使えるものは全て使う。私はそういう考えです。それにこれが最適解です。私達と神聖教会が敵対している表面的な理由は別に考えの違いではありません。お互いの行動です。ならば新参の幹部から話を仕掛ければ問題は無いです」
エテルの叫びにマモはそう返した
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