エレボスVSアスモ

「さて、、、諦めて降参してくれるとお互い血を流さずに済むと思うのだけどどうかしら?」

カタリナがそう言うと

「俺の人生で逃走を諦めるということは今まで一度もなかった。そしてこれからも一生無い!」

エレボスははっきりとそう返した

「そう。それじゃー、死んでもらうわよ!」

それを聞いてアスモが改めて襲い掛かって来た

「サキュバス・ファング」

「バハムート・スラッシュ」

ガキン!!

二人に攻撃がぶつかる だが

「ぐぅ!」

(そんな華奢な体からなんでこんな重い一撃が出てくるんだよ。魔力強化上手すぎるだろ!)

エレボスが大きく押される形となる

「近接が無理なら、遠距離だ!オリジン・ザ・バースト」

エレボスは龍の息吹を放つ

「す、すさまじいわね。ラスト・インフェルノヴァ」

対してカタリナは煉獄の爆炎を放つ

ドカン!!!!!

激しくぶつかる

「私のこの魔法を相殺するって、、、1月の成長率じゃない。いくら才能があるかっらての2桁年の時間が無ければここまでは。いや、ハジメの神器合体をまねてるとすれば、、、だとしても十数年分の成長を1月でしてる?そんなのアリス様どころか、、、」

相殺されたということにカタリナは驚愕する

だが

「でも、、遠距離でも相殺が限界とみるに敵じゃないわね」

エレボスに裏を突かれたり、エテルの精神攻撃に一時精神崩壊に落とされるなど格が落ちる事が多かったカタリナだがその実力は本物だ 

それに精神崩壊の件は、、、

無限アンリミテッド終末魔大蛇エンド・ナーガ

カタリナがそう唱えるとカタリナの後ろに巨大な魔法陣が展開されそこから

「「ガァ!」」

無数の黒く燃え盛る黒炎の蛇が現れた

「行きなさい!」

そして一斉にエレボスに襲い掛かって来た

「マジか!」

(あの数捌けるか?)

エレボスはそう考えながら右手に黒牙を持ち左手は龍のかぎ爪、さらに尻尾も生やして応戦を試みようと構える

ビュン!!

そして翼をはためかせて黒炎の蛇

スパン スパン スパン スパン スパン

「へー、結構やるわね」

ひとまず全てを捌き切れていることにカタリナはそう呟く

「でもこれならどうかしら。来てラスト」

そして神器無限槍・ラストを召喚した

「お願いします。アスモデウス様!」

そうカタリナが言うと

ビュン!!

ラストはエレボスに襲い掛かって来た しかも

「増えた?!」

槍が蛇以上の数となったのだ

(待て待て待て?!あんなもん対処できるか!!)

そしてそんな数をエレボスが対処できるわけがなく

グサッ グサッ グサッ

ドン ドン ドン 

槍と蛇の攻撃をもろに食らうこととなった

(こ、、これが大罪司教。これが3古参、、、ベル無しで挑んでいい領域じゃなかった)

地に落ち行くエレボスはそう思うのであった

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