エレボスとハジメ 

「ん?」

エレボスは目覚める

「ここは、、、っ!!!」

そして起き上がった瞬間全身を激痛が襲った

(そうだ思い出した、、、刀剣融合してフレンに勝ったんだった)

「代償として全身が絶叫してるというわけか」

そうエレボスは理解する

(当分動くのは無理だな)

そしてそう考えていると

{お、目覚めたみたいだな}

{ハジメ!}

ハジメが話しかけてきた

{2日の間寝てるとはね、、、よっぽど負担がかかったんだねー}

{2日も寝てたのか}

{うん、、、それで?何をしたの?}

ハジメはそう聞く

「何をって、、、黒牙と融合したんだ」

{そうじゃない、、、いくら黒牙と合体したってここまでヤバいダメージは負わない、、、もう一つ要因があるだろ?}

ハジメは逃がさないとばかりにそう言う

「、、、そのな。バハムートと出会った」

{、、、嘘だろ?}

ハジメは驚愕した様子で聞き返す

「俺もご先祖様と対面して力を渡されるとは思わなかったよ」

エレボスも驚いたといった様子でそう言う

「そういえば幻想殺し繋がりなんだけど、、、バハムートをフタバが殺した理由ってだったんですね」

そしてふとそう言った

{っ!!ああ、、、

「、、、なるほどな。ということはアリスってもしかして」

{いや、それは。確認した}

「そうか」

2人は話す

{あ!あと一つ伝えておく。マモがそっちに向かってる}

「強欲の大罪司教か、、、新米なんだよな?強いのか?」

エレボスがそう聞くと

{現時点で聖騎士の隊長クラスと互角だね。つまり君主司教相手なら勝てるけど王司教相手は負けるレベル}

ハジメはそう答えた

「それ大罪司教として強いのか?」

{まだ半年も経ってないと考えたら化け物だよ。将来的にはアリス様の支配を完全に無力化出来るかもしれない才能を持ってる}

「、、、とんでもなく凄いってことはわかるんだけどアリスの支配のヤバさを知らないから実感が湧かないな」

エレボスはそう呟くのであった

{はは。完全な死者蘇生が出来かけたってレベルだよ}

「あー、少しわかった、、、ところで一つ気になったんだけどいいか?」

{ん?なに?}

「死者蘇生って何が問題なんだ?」

エレボスは気になった様子でそう聞く

{まず何が起こるかが分からない。死者蘇生にらいくつか方法があるがアリス様の本来の力で出来る死者蘇生は死後の世界に干渉して対象の魂を呼び出して空の肉体に入れると言う方法だ。死後の世界に干渉するなんて何が起こるか分からない。これが1つ目の問題。2つ目は死者蘇生が出来てしまったら命の重さが軽くなる。そうなれば人の心を失うことになる。3つ目に死者蘇生は蘇生した側がされた側を支配できかねない。魂状態の人間はかなり無力になるからな。この3つの理由で死者蘇生が問題になってる理由だよ}

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