レヴィとハジメ
「がぁぁ!」
刀剣融合を解除したエレボスは倒れた
深夜
「ということだ?エレボスの件お前はどう思う、ハジメ」
レヴィがそうハジメに問う
{月詠流・菜月式に幻想殺しを?!はっ?!}
ハジメは驚愕していた
{待って待って待って?!菜月式を見ただけで模倣した?!そんなことできるわけない、、、あれは仕組み自体は簡単だけど仕組みを理解するのはアリス様でも無理だった技だよ}
「ただ、菜月式を使えたのはまだ100歩譲って理解できるとして、、、幻想殺しは本当にどうなってるんだ?」
{そこだよね。あれは菜月式と違ってそもそも教えれる人間が居ない。いや、仕組みを説明することは出来るし魔導書も大図書館にあるけど実物を見せることは誰もできない、、、どうやって}
エレボスが幻想殺しを使えたことにレヴィとハジメは皆目見当がつかない
「仮にハジメに闇魔法の適性があればどれくらい練習すれば幻想殺しを習得できの?」
レヴィがそう聞くと
{100年}
ハジメはそう答えた
「そ、そんな?!」
{仕組みを知ってるならわかるでしょ、、、幻想殺しは普通の、、、いや究極の天才でも扱える技じゃないよ}
驚愕するレヴィにハジメはそう答えた
「ならなんで?」
{先に言っておくと、見せてもらった記録を見るにあれは劣化中の劣化版だ。あの程度だったら習得の難易度はかなり下がるよ、、、まー、それでも僕換算で10年かかるけど}
「この問題を解決するヒントにはならないな」
{正直言ってこれは本気でやばいよ、、、アリスお姉ちゃんにこれ伝える?}
ハジメがそう聞くと
「ここで止める」
レヴィは異論は認めないといった様子でそう返した
{了解。それじゃー、これからどうするの?}
「予定通りよ。ベルゼは絶対に潰す。エレボスもついでに捕える。カタリナが表舞台に出るのは避けるって話だったけど少し工作したからそこは問題無い」
レヴィは粛々とそう言う
{なるほどね、、、だったら問題なさそうだね。援軍が必要だったら、、、いや、無理だな。出せてマモちゃんだね。王司教すら今は無理だし}
「マモちゃんを援軍に、、、」
(カタリナとその部隊がエレボス、フェルトと007がベルゼに対応するとして、、、不測の事態が1つならまだしも2つ出てくると対応するのが少しキツイかもしれないわね)
ハジメの言葉にレヴィはそう考えると
「マモちゃんを援軍で頂戴」
そう言った
{え?!マジ?!}
「正直今回は失敗が出来ねぇ。確実性が欲しい」
{、、、わかった。アリスお姉ちゃんに伝えておく}
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます