エレボスvsフレン  1

「初め!」

フレイヤの声が響いた瞬間

「ゼロ・ストーム」

フレンが魔法を放った

ビュン

「初めから飛ばすねー」

それをエレボスはで回避する

(ベルのやっていた自動回避は別に特別なことじゃなかったんだ。俺でも相当レベルは落ちるができる。相当レベルは落ちるが)

「今度はこっちから行くぞ!バーニングトルネード」

エレボスは炎と風の合成魔法を放つ

ドン!

そしてそれはフレンに直撃した

「おっ?!」

(直撃するとは想定外だったな、、、エレボスは驚愕する)

煙が晴れる

するとそこには

「はっ?!」

無傷のフレンが居た

「私は魔力を常に纏ってるんですけど、これのお陰で一定以下の魔法攻撃を無効化できるんです」

「な、なんだそりゃ?!」

エレボスはとんでもない防御に驚愕する

(待て?!確かに軽めの技とはいえ普通に魔力量換算で10万クラスの威力だぞ?!それを無効化って、、、どうなってる?)

「マジックスキャン」

エレボスはフレンの魔力量を見る

35000000(3500万)

「ぇ?」

エレボスは力の無い声を漏らした

(か、母さんですら魔力量3000万なんだぞ?それをなんでこんな箱入り娘の女の子が、、、ん?)

エレボスは気が付く

「あの、、、失礼だけどフレンさん何歳?」

そうフレンはエルフだ エルフ換算で少女というだけで普通に100歳とか超えてるかもしれないと

そして

「13です」

普通に見た目通りの年齢だった

つまり

「、、、」

(え?人間?)

ただ普通に化け物であるということだ

「1発ずつ攻撃しましたしこれからは乱戦と行きましょうか」

「来る!」

「トルネードヒュドラ!」

フレンがそう唱えるとエレボス目掛けて10匹の風の大蛇が襲い掛かってきた

「うぉ!」

(数も多い上に速い!回避できるか?)

ビュン ビュン

エレボスは全力で回避に徹する

「っ!ギリギリ避けれるな」

そして風などをフルに活用して避け切る

ことはできなかった

「チェックメイト」

そんなフレンの声がエレボスの耳を揺らすと同時に

「っ!!」

エレボスは気が付いた

(しまった!避けられないように誘導された!)

回避できていたのではなく回避させらていたそして回避できないように誘導されていたことに

「お母様によくやられていた方法です!やられた方は溜まったものじゃ無いですけどやる方は少し楽しいですね、、、ではこれで終わりです!」

「っ!」

ドカン!!!

エレボスを潰すように10匹全てが襲い掛かり中心にいたエレボスは爆散した

「よし!」

フレンは嬉しそうに笑みを浮かべた

「強くなったわね、フレン」

そんなフレンにフレイヤが歩み寄ってくる

「いえ、お母様のご指導のお陰ですよ」

「ふふ。貴方の努力の賜物よ」

そしてフレイヤはフレンの頭を撫でた

「っ!」

そしてその瞬間フレンはほぼ反射的に後ろに下がった だから一本だけで済んだ

スパン

フレンの左腕が切り落とされた

「よほど撫でられ慣れてたのか」

切り落としたのはフレイヤであった

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