綺麗な話→汚い話→綺麗な話
「どうぞ」
「うぉ!綺麗」
(そういえば初めて女の子の自室に入るな)
エレボスは初体験に少し興奮する
※アヤメの自室に入ったことをエレボス君はトラウマで忘れています
「今お茶を入れますね」
そう言うとフレンは紅茶を準備し始めた
「、、、」
(え?女の子の部屋に入ったらどうすればいいの?!)
エレボスは待っている間どうすればいいのか困惑する
(男同士ならエロ本を探せば良いけど)
良いわけが無い 人の聖典を探すという行為は万死に値する大罪である 死すべき
「さ、先の少し話しちまうな」
「は、はい!!」
そうしてエレボスは強引にフレンに旅の軌跡を話し始めるのであった
「さて?どう考えてもフレンの素が昔と変わってるんだけど、、、何か知らない?」
フレイヤは顔を怒り赤くしながらも冷静にスモアに問う
「いや、知らないよ!!」
スモアがそう否定すると
「ゼロ・ブラ
フレイヤは魔法を唱えようとする
「すいませんでした!!FANSA(元ネタ知りたい人はお父さんに聞いてね)の本が何冊かフレンか盗まれました!!」
スモアは正直に話した
スト!!」
ドカン!!!!
そしてフレイヤの大魔法がスモアに直撃
「あ、あぶっない」
はしなかった どうにか躱したようだ
「FANSAの本ってそう言うことだよな?!」
「はい!そう言うことです!」
「内容の種類は?!」
「百合・全般!」
「お前!!」
「盗んだのはフレンです!情状酌量を!!」
「盗まれてんじゃねぇ!!」
もはや女王の様相は解けた姿でスモアにそう言う
「ごめんなさーい!!で、でも俺口調もそれよりも前からあった!」
「え?なんで?」
スモアの答えにフレイヤは首を傾げる
「そっちこそ可愛い弟子と話している所、見られたんじゃ無いの?」
「そ、そんなはずは、、、」
「まー、良いんじゃ無い?フレンちゃん明るくなって人間らしくなってきたよ」
「そうかしらね。はー、、、スモア当分おやつ抜きね」
「いやぁぁぁあー!!!」
「という感じでここに来たんですよ」
エレボスは一部話せないところは切り抜いてこれまでの旅路を話した
「、、、」
「フレンさん?」
「すごい!!そんなまるで勇者みたいな旅を!」
フレンは興奮していた
「お姫様を救ったり、国を救ったり、敵の本拠地に堂々と乗り込んだり!すごい!!」
「全部成り行きですけどね。いや、エクレアを助けた時は自分から行ったか」
「はー、俺も国を出たいなー」
ふとフレンがそう呟く
「出たことないんですか?」
「無いよ。母さんは俺に超過保護だからそもそもこの街ユグドラシルから出してくれることすら少ないもん。街を出る時は母さんの付き添い」
「、、、それがフレンさんの素なんですね」
「え?あ!!ご、ごめんなさい。今のは忘れてください」
エレボスの指摘にフレンは顔を青ざめてそう言った
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