第二回 登場人物紹介  エテル編

エテル(13歳) 魔法適正 風・水

固有魔法 色落(詳しい効果は不明だが相手の魂に干渉できるようだ)

権能 怠惰・毒支配・龍眷属・???・???

容姿 桃髪白眼


 怠惰教会で暮らしていた少女であり教会内の仕事を1人で回すことができるほどの家事能力がある。しかしその正体はただ自分の欲求を満たすだけしか考えてない。自身の欲が満たせないなら無意識に固有魔法で無秩序に支配をしていくという超自己中心な奉仕性を持った現状の登場人物で最悪の存在である。しかし最も恐ろしい点はエテル自身にその自覚は無いので一切の悪意はなく善意しかないということである。その結果契約しているアスタロトの力もあり怠惰教会の自分以外の全ての人間の魂を刈り取り自分の欲求を満たすだけの操り人形に変えてしまいエテルはそれを受け入れていた。ここまでの説明を見るととんでもないクズに見えるがエテルのは一切の悪意が無いのである、、、果たしてエテルは何なのだろうか?

 エテルの過去はかなり重く不可解な物であり怠惰教会の人間曰く


エテルは元々エーテル王国のバランという南にある大都市のスラムに捨てられたんです。ただ幸運か不幸かその捨てられた場所が当時、怠惰の大罪司教ベルフェが拠点を置いていた場所でした。ベルフェはエテルの素質を見抜きそのまま自身の拠点でエテルを怠惰の魔王・ベルフェゴール様を祭る巫女としての教育を行ったのです。そして彼女そこで固有魔法を取得したり勉学においても優秀な成績を残すなど成長していまいした。それこそ総本山で爵位持ちの司教となることもできたでしょう。しかしベルフェは頑なにそれを認めませんでした。それについて皆何故と思っていましたがそれはエテルが11歳の誕生日を迎えた時に判明しました。憤怒の大罪司教であるサタ様がベルフェが拠点に居なかったときにバランに用があったらしくそのついでに内緒で誕生日を祝うと同時に自身の配下にしようとしていたのです。そして拠点を訪れた時にサタ様は見たんです。エテルが拠点の男女関係なく全人間に犯されている光景を。サタ様はすぐにその場に居たエテル以外の全員を業火で灰にしました。そしてそのままエテルの体を洗ったり治療したりなど最低限のことを行った後、総本山へ向かいこのことを教祖様に告げたのです。その場にベルフェも居て、ベルフェは反省することも無く自身が許可した。エテルを拾った時から拠点で良いように使うためだともいわれている。結果、ベルフェはアリス様の聞き取りを受けた結果、大罪司教の座はそのままでしたが他全ての役職を剥奪され今は教祖様直属の部下という扱いだそうです。それでエテルですが、総本山で暮らしてもらうという案も出ましたがサタ様がこの教会でゆっくり暮らして傷を癒してもらってからの方が良いと。体の傷は全て消すことができ後遺症や病気なども無かったのですが精神的なものは、、、それでエテルはその時の記憶を封じられてこの教会に来たということです。しかし自身の存在意義を尽くすことと頭に刷り込まれているので今は好きに働かせているということです


という物であった。

そしてエテルは教会に来るまでの全ての記憶を封印されている。

 教会で暮らし始めたエテルは他の住人のいじめともとれる仕事の押しつけも持ち前の超自己中心な奉仕性によってむしろ喜んで行い暇を見つけては悪魔に祈りを捧げていた。そしてそんな生活を送っていたことと怠惰教会で祈っていたという点から怠惰の王ベルフェゴールの右腕である悪魔アスタロトの大きな関心を得て契約を結ぶことができた。ちなみに仮契約ではなく本契約を結んだのだが本契約した代償は定期的に魂か精液を自身に取り込むことという一見重いものだがエテルにとっては非常に軽いものであった。

 エレボスの正体をひょんなことから知ったエテルはベルの力を使って自身の記憶の封印を解除し自身のの正体を見つけようと考え、アスタロトの入れ知恵もありエレボスの協力を得ることができた。(なお、普通に頼んだらエレボスはメリットもあった上にやさしいので協力を得ることは出来たであろう)

 そしてエレボスと共に総本山へ攻め入ったエテルはアスモの逆鱗を破壊し一時的に精神破壊まで追い込んだ。そしてその後アリスの蹴り飛ばされ意識を失いそのまま今はベルによってどこかに運ばれて行った


戦闘スタイル

 剣を武器にアスタロトの力を使いながら戦う。何故かわからないがアスモの剣技相手にある程度戦えるレベルの技術を持っている。魔解を3分間使うことができその場合は1億近い魔力量を行使することができる



各キャラへの友好度

・エレボス 友好度7

 自分の記憶を取り戻してくれる人間という点とエレボスの技能の高さから友好的に思っている。しかしエレボスの優しさだけがどうしても相容れないためそこだけ嫌悪感を持っている


・アスタロト 友好度14

 自身を導いてくれる悪魔として絶対的な信頼を置いている

友好度14は妄信と絶対忠誠から軽く命を捧げれるレベルだ


・アスモを除く大罪司教 友好度7

 偉大なる悪魔信仰の大司教


・アスモ 友好度3

 さすがにクズ過ぎて嫌っている

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