エテルの正体
「「なっ?!!」」
ベルゼがいきなり腹を貫かれたことにアリス達は唖然とした
そしてその間に
バキン
「鎖が!」
アリスの鎖がすべて破壊された
「ど、どうやって?!今この空間であれを破壊できるのは私かベルフェかベルフェゴルの3人ぐらいよ?!」
アリスは目の前の光景に困惑を隠せない
「それもう答えをおっしゃってるじゃないですか?!こんな状況ベルフェだけでしょ!」
サタがそう突っ込むと
「いや、、、それは無い」
レヴィがそう断言した
「え?なんでわかるんですか?」
マモがそう聞くと
「ベルフェが1番エテルちゃんを逃がしたくないからだ。あの子のヤバさを1番理解しているのはベルフェなんだよ!」
レヴィはそう返した
「あの子のヤバさ?エテルちゃんってそんなヤバいの?」
マモが不思議そうにそう呟くと
「あの子が完全に覚醒したら現状ベルフェかアリス様じゃないと止めれない。異端の聖剣でも止めれるかもだけど、、、相性が悪いでしょうね」
アスモがそう言う そして
「あの子の固有魔法は相手を堕として文字通り全てを差し出させる。富も知識も魂も、、、家族すらも」
エテルの固有魔法を話す
「す、すごいな、、、でも、そこまで恐れるものなのか?」
「才能が化け物なんだよ。母親がまず化け物なんだが父親の方もかなりヤバくて、、、何代目かのセラフ神聖国の教祖なんだ」
「「は?!」」
レヴィの言葉にサタとマモは唖然とした
「しかも、、、ベルフェいわく性格も両親の悪いところを完全に引き継いでな。一言でいえば超自己中心な奉仕性を持ってるのよ」
「「超自己中心な奉仕性?」」
反対の言葉にも等しい2つの性格の合成系にサタとマモは困惑する
「簡単に言うと一見ものすごく尽くしてくれるけど本質はただ自分の欲求を満たすだけしか考えてない。自身の欲が満たせないなら無意識に固有魔法で無秩序に支配をしていくらしい」
「「え?!」」
「ただの過度の世話好きかと思ったら本質は元から壊れた強欲で傲慢な色欲を暴食する上にどっかの怠惰様の養育方法で怠惰的に支配する力まで得てしまった。嫉妬と憤怒以外の5罪の適性持ちは化け物だよ」
そしてレヴィはそうエテルの評価を語った
「そんな子が外に出て行ったらどんな厄災を引き起こすかわかったもんじゃないし、、、神聖教会から狙われかねない。そんな問題大有だったからあの子をこの国という見えない牢に捕えていたのよ」
「「なるほど」」
2人は三古参やアリスがエテルをここまで捕らえたがっていた理由を理解した
「さて!だからさっさとエテルを捕らえるぞ!私がベルゼの治療をするから2人はエテルちゃんを。アスモちゃんもね」
「「はい!」」
「お願い!」
こうして4人が動き始める
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