エレボス・エテルVSアスモ 4

「「え?」」

アスモがいきなり激怒したことに2人は唖然とした

「潰す!」

そしてアスモは逆鱗に触れる発言をしたエテルではなくエレボスに襲い掛かって来た

{まずい!}

ビュン

ベルは焦った様子で自動回避を行う 

結果攻撃事態は躱すことができた しかし

ドカン!!!!

「うぉ!」

「きゃー!」

アスモの攻撃の威力があまりにも高く余波でエレボスとエテルはダメージを受けた

「っ!こ、これれがアスモ様の本気」

魔解をしていたエテルは狙いが違ったということもありさほどダメージは負わなかっら 

だが

「く、くそっ、、、」

エレボスは全身から勢いよく出血をし、ところどころ火傷している

「エレボス様大丈夫ですか?!」

エテルが心配そうにそう言うと

「だ、だいじょぶ。ベルフェゴーラ」

エレボスはそう言って自分に回復魔法を使った

「よかった、、、にしても」

それを見てエテルはアスモを見ると

「なんでいきなりアスモ様、見た目通りの子供みたいに癇癪おこして、、、」

エテルがそう呟いた 呟いてしまった瞬間

「死ね!」

「はぁ?!!」

先ほど以上に激怒してまたしても何故かエレボスに襲い掛かってくる

その手に握られた双剣には煉獄が纏われている

ビュン

再び自動回避が発動する 

さらに

「ベル・テンペスト・インフェルノ!」

エレボス自身も攻撃で相殺しようとする

ドカン!!!

「がぁあ!」

結果先ほどよりも火力が高い攻撃だったがダメージは先ほどよりも抑えることができた

「だとしてもほぼ死に体なんだがな。ベルフェゴーラ」

エレボスはどうにか自身を回復させて立ち上がる

「子供の話と子供っぽいって言うとブチぎれる、、、」

{なんか知らない?}

そしてベルにそう聞くと

{あなたが人として最低限の道徳心を持っていたいならもうその話は辞めなさいとだけは行っておくわ}

ベルは悪魔らしからぬことを言ってきた

{なるほど、よほどヤバいんだな。流石に敵とはいえこれを突くのは辞めておこう}

そしてエレボスは素直に言うことを聞くのであった

「え?どういうこと?」

「アスモがどうしても触れられたくない過去なんだろ」

困惑するエテルのエレボスはそう言い

「流石に人としてそれに触れるのはやばいからやめておこう」

そう諭した そしてその瞬間エテルは

「あー、アスモ様は自分が子供思考なのに子供産んで育てられなかった的な過去がある感じですか?」

そう言い放った

「は?」

{は?}

あまりの衝撃にエレボスとベルは絶句する

{エテルに道徳心とか無いですよ。使えるものは全部使うタイプです}

そんな2人にアスタロトがそう言う

{エテルちゃんは悪魔かしら}

{邪神では?}

そう3人で話していると

「子供捨てるなんてクズですね。大罪司教とか大層な席に座って本質はただの後先考えない餓鬼とか本当に、、、生まれた子供は何を思ったでしょうね」

エテルが追撃する

「魔解が40秒残っていてよかった。貴方を、、、お前を殴れます」

「う、うおぇー」

エテルの追撃にアスモは胃の中身を吐きだす

「汚い、、、まるでお前みたいですね」

エテルはゴミを見るような目でアスモを見る

「え、えぇー」

{エテルちゃんってこんな口が立つとは、、、父親に似たわね。胸糞悪い}

{え?エテルの父親知ってるのか?}

{、、、悪いけど話せない。禁忌の問題じゃなくてエレボスのこれからに関わる話だから}

ベルの声はどこか重い

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る