エレボス・エテルVSアスモ 3

「流石に2人相手は手加減は無理ね。魔解」

アスモの体は煉獄に包まれる

「は?」

「来るか」

それにアスモは驚愕をエレボスは覚悟をする

「魔解完了」

そしてアスモは1回目とは違いお茶ら桁様子は一切消して炎の中から悪魔と融合したような姿で現れた そして両腕は修復されていた

「1憶3000万VS9800万+1000万、、、負けてるな」

「エレボス様は魔解は出来ないのですか?」

エテルがそう聞くと

「無理だ。やった瞬間終わる」

エレボスはそう答えた

(3秒の魔解、、、悪いが使いどころはあの即死攻撃の防御に回さないと無理なんだ。ごめんな)

心の中で誤るエレボスは地面に転がるアスモの切り落とされた腕を見て

「にしても腕がつながるどころか生えてくるってどんな再生力だよ。即死級の攻撃でもしなくちゃならいのに防御力も超すごいとか絶望的すぎるだろ!」

そう吐き捨てるように言いながらエレボスはアスモへ切りかかる

ガキン

「アスモデウス様の無限再生は素晴らしいでしょ?細胞1つ残らない攻撃をされても魂させあれば再生できるし、私の魂は中で守られている。もはや無限再生は絶対不死という新たな権能になったともいえるわね」

そんなエレボスの攻撃をアスモは右手の刀で受け止め笑みを浮かべてそう言う

「無限に再生して死なないっ言うのは

ガキン

「再生しなくなるまで殺せば良い」

「っ!」

キン

自分の言いたかったことをアスモに言われエレボスは少しの怒りと多くの嫌な予感を感じる

「私の絶対不死は確かに絶対ではないわ。今まで3人この不死性を破って私の命を奪いかけた人間は居たわ。でもその3人は全員エレボス君のお母さんであるフレデリカちゃんと最低で同格以上。残りの2人はフレデリカちゃんと妹さんの今代の聖騎団長が一緒に襲い掛かっても勝てない化け物よ」

そう言うアスモの顔に懐かしさが浮かぶ

「感傷に浸らせませんよ!アスタロト・ブレイク」

ガキン!

「重いわね。これがエテルの歩んでいた道と考えると感慨深いわね」

エテルの一撃を受け止めたアスモは嬉しそうにそう言う

「アスモ様は私の母親ですか!」

そんなアスモにエテルがそう言った瞬間

「っ!!!」

突然アスモの顔がこわばった

「っ!惰召使アスタロト紫流星アメジストステラ!!」

その隙を突いてエテルが自身の最大火力の攻撃を打ち込む

1つ前の世界ではこれでアスモは一時的に動けないほどのダメージを負った しかし

ドカン!!!

「なっ!槍」

アスモデウス本人が操作しているという神器・無限槍ラストによってその工芸は阻まれた だがこれもまた1つ前の世界とは違い今回はお互いに連携を取っていた

「ベル・テンペスト・インフェルノ!」

ズバン!

「がぁ!」

エレボスの煉獄と暴風の斬撃がアスモを切り裂く

「っ!」

(行ける!!)

そしてアスモの動きを止めたと見たエレボスはベルの像へ向かおうとする だが

ビュン

「っ!」

ベルの自動回避が先に発動し後ろに戻される そしてその1瞬後

スパン

アスモの一閃がエレボスの居た場所を通る

{エテルちゃんの一撃でならまだしもエレボスの一撃じゃ一瞬の隙を作るのが関の山よ。私の自動回避ありでエテルちゃんと同等なのよ。技術以外はこの3人でダントツで下だし技術もアスモちゃんと比べたら見劣りするわよ}

{マジかよ}

ベルの言葉にエレボスは戦慄と悔しさを覚える 

そんなエレボスの耳に

「私の、、、私の前で娘の話はするな!!!」

憤怒に染まったアスモの声が響いた

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